- Amazon.co.jp ・電子書籍 (412ページ)
感想・レビュー・書評
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ジョブズのような感性を揺さぶるプレゼンの作り方。
シンプルになるまで考え抜き削る勇気を持つ
聞き手は三つしか覚えられない
聞き手のメリットは?
とにかく練習
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スティーブ・ジョブズの人々を惹きつけるプレゼンは、彼だからこそ許されるテクニックも多少含まれているところはあるが、基本的なテクニックを駆使することと、膨大な事前練習によって成り立っていることがわかる。
本書はスティーブ・ジョブズの解説書ではなく、あくまでもプレゼンの解説書である。それ故、ジョブズ以外にも、プレゼン能力に秀でた著名人についても言及されているため、体系的なプレゼンテクニックの習得に有用だ。
デスク上に置いて、困った時にいつでも手にしたい一冊。 -
- 興味深い点がなくはないが、BtoC的な視点が多い印象はしてしまう。
- もちろん、パーツパーツで参考になる点はあるが。
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- スティーブ・ジョブズは世の中を救いたいという熱意に突き動かされている。「宇宙に衝撃を与えたい」と思って仕事をしている。心の底からわき起こる情熱がなければ、本書で紹介するテクニックも役に立たない。トピックに対する強い思いがあれば、ジョブズと同じ魅力を実現する道の8割は来たと思っていいだろう。
- 最近は、人間の頭が楽に思いだせるのは3項目から4項目だというのが学会の定説となっている。ジョブズが提示するポイントがせいぜい3つか4つなのは、ある意味、自然なことなのだ。
- 10 分たつと聴衆は話を聞かなくなる。
- 簡にして要の説明ができないのは、十分に理解できていないからだ。(アインシュタイン) -
同じ内容が繰り返されていたように思えた。
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2020/5/31
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン
聞き手に訴えるのはストーリーでありスライドではない
P41
アリストテレスの人を説得する方法
一番大事な問いに答える
P44
ユーザーの体験からスタートして技術へさかのぼらなければならない
(自分は自分オリエントのことをしている)
なぜ知らなければならないのかという問いに答える
P65
本当に満足するにはすごい仕事だと信じることをするしか方法はない
まだ見つからないなら探し続けてほしい
諦めちゃいけない
P66
根源的な目的を把握する
3点ルール
(3密も!)
P163
スライドはシンプルに
言葉を削って削って削る
箇条書きがない
数字を聞き手の暮らしに密着した文脈に置くことが大切
P318
頂点に立つ人は努力が他人より多いという程度でもずっと多いという程度でもない
圧倒的に多いのだ
習得には1万時間が必要 1日3時間 1週20時間を10年続ける
P332
バケツ方式で質問に対応する
P336
あがりの特効薬
しっかり準備するのが一番 体にしみ込ませるほど練習する
注意を私から我々へと切り替える
P349
台本を捨てる5ステップ
P369
スタンフォード大学卒業式祝辞 -
誰もが知る名プレゼンター、ジョブズについてわかりやすくまとめられています。
あくまでもプレゼンテーションにおけるジョブズのスキルについて、その説明されているスキルに基づいて本の内容も構成されているのが面白いポイントでした。 -
2013/10/28 Kindleで読了。以前から気になっていた1冊。BOOK OFFでも買っていたが、Kindleセールで安くなっていたので、電子書籍で読んだ。スティーブ・ジョブズのプレゼンの素晴らしさは亡くなった今でも語り継がれているが、そのプレゼンを様々な角度から分析し、それを応用する方法が書かれてて興味深い。「文章と箇条書きは印象に残らない」「自分の知っていることを全部相手の頭に送り込もうとするのは、自己中心的で思いやりがない」「必要なのは引き算する勇気」・・・思い当たる節が結構あって思わず苦笑い。印象深いのは、「忘れてはならないのは、あなたの製品など気にする人などいないという。人々が気にするのは、自分の問題を解決することなのだ。」という一節。誰に対して何のためのプレゼンであるのかを忘れてしまっては、単なる情報の押しつけになってしまうということ。何度か読み返して、今後のプレゼンに活かしていきたい。
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原書のサブタイトルにあるように、"any audience" どんな聴衆をも飽きさせず、いかにそれぞれの感情にうったえ、人々のこころを動かすのか。ストーリーを作る、体験を共有する、仕上げと練習を行うの3つのステージにわけ、18の法則をわかりやすく紹介。ジョブズの例とともに、すぐに実践できるものばかり。プレゼンを磨きたい人には大変参考になる良書です。