きっと、うまくいく [DVD]

監督 : ラージクマール・ヒラニ 
出演 : アーミル・カーン  カリーナ・カプール  R・マーダヴァン  シャルマン・ジョーシー 
  • Happinet(SB)(D) (2013年12月3日発売)
4.46
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  • 本棚登録 :1368
  • レビュー :263
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953040526

感想・レビュー・書評

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  • 談話室で教えていただきました♪

    気になっていた作品だったのですが、3時間弱という長さに尻込みしていました。
    観るきっかけをありがとうございました!

    笑って泣ける娯楽作品でありながら、自殺などの重いテーマも盛り込みつつ、ラストは気持ちよく終われるという、ボリウッドの底力を感じました。
    ベタだなあ、と思いながらも涙したシーンも。

    自殺が娯楽作品に取り上げられるなんて事あんまりないと思うのだけれども、この映画の監督が‘神様’をテーマにした『PK』の方だと知って合点がいった。きつい社会批判を臆せずに映画に盛り込む方なんですね。

    主演のアミール・カーンは撮影当時44歳だったとか。ぜんっぜんそうは見えません。歩き方がとても好きです。

    インド映画は長いので途中でインターバルがありますね。劇場で観客の方達が一斉にふっと現実の世界に戻ってくる。そこには同じ時間と空間を共有した一体感があり、これからどうなるの?という共通の期待もあり...という映画館で観る醍醐味も想像できてなごみます。

    「もう、だめだ」と思いがちなときに「うまくいーく、うまくいーく」は心強い呪文。
    今度唱えてみよう♪

  • 大笑いして、泣いて、を繰り返しながら、約3時間の長さを全く苦にせずあっという間に見終えた作品。

    動物写真家のファルハーンと、エンジニアのラージユーは、大学時代の親友で、ずっと消息不明だったランチョーの居所がわかったと同級生の一人から聞き、彼を探す旅に出る。

    車を走らせながら思い出すのは、変人だけど、頭が良くて、親友のためならどんな苦労も協力も厭わなかったランチョーとの思い出。

    過酷な競争社会の中で、家族の期待という重圧にさらされながら、試験の点を稼いで大企業に就職することばかりを考えている同級生や学校関係者とは違って、彼は、「うまーくいーく("アーリズ ウェル")」をモットーに、学問と人生を楽しんでいた。
    彼は、臆病だったファルハーンとラージユーの、人生の岐路にも背中を押してくれたのに、卒業後、姿を消してしまって…。

    ランチョーとの再会のためには、飛行機を止める仮病も、遺骨を盾にした脅迫も、花嫁強奪も…もうなんでもありで、ひたすら突き進むファルハーンとラージユー。
    そして、その過程で初めて知ることになる、ランチョーが親友にさえ明かさなかった彼の秘密。

    友情も愛情も、大学生特有のおバカな騒ぎもたっぷり詰まったコメディベースのドタバタ劇の中に、教育や自殺、カースト制度、貧困など、多くの社会問題が巧みに盛り込まれており、大笑いしたと思ったらしんみりしたり、もらい泣きしたりと、色々な感情が入れ替わり押し寄せてとても忙しかったけど、とても楽しい映画でした。

    ラストの大団円は、ちょっと出来過ぎな気もするけど、ものすごくハッピーな気持ちで見終えたから、良しです。

    元気になりたいときにオススメする映画です。

  • エリート大学に合格した超天才の自由人ランチ
    ョーと2人の親友ファランとラージューが強権
    的な学長と対立しながら繰り広げる様子とハチ
    ャメチャな学園生活の様子とファランとラージ
    ューが音信不通となったランチョーの消息をた
    どる10年後の物語を学歴偏重社会への風刺を
    織り込みながらユーモラスかつ感動的に綴った
    ハートウォーキングなストーリーです。
    3時間という長い作品でしたが笑いながら観れ
    たので、全く時間が気にならずに観れた楽しい
    映画でした。インドの風景も美しく音楽も素敵
    な作品です。オススメなインド映画だと思いま
    した。

  • おもしろかった~

    ランチョーのキャラクターがズルいと思うくらい良かった
    自分が納得できないことなら
    頭の固い学長にも恐れることなく真っ向から反抗し異論をぶつける信念の強さ
    どんな苦しいことでも「うまーくいく、うまーくいく」と前向きに考える心の強さ
    友人を励まし助力を惜しまず、人生の危機までも救ってしまう
    ランチョーの明るさと常に新しいことを発想力が好きだなー!

    インド映画ならではのダンスシーンでは、3バカがどれだけ仲良く大学生活を楽しんでいるかが、よ~くわかって良いなー

    自信がない時、選択に迷った時
    そんな時には、この映画を見たいかも
    「うまーくいく、うまーくいく」と唱えたい(笑)

  • …ボロ泣き。
    最近映画観て泣けなくなってたのが何なのかと思うくらい泣けてしまった。

    物語は、インドのとある工科大学が舞台。
    変わり者の新入生、ランチョーとそのルームメイト、ファルハーン、ラージューの
    おかしな学園生活を描きます。

    と、いってもおふざけがメインではなく、学問とは、教育とは、
    といった点について物申す感じの所に軸を置いているのが、
    なんかよくわからんけどインドっぽいと思ったり。
    そしてアメリカの学園物になれた身としてはちょっと新鮮だったり。

    お話は、3バカの学生時代と、その10年後、
    卒業後姿を消したランチョーをファルハーン、ラージューたちが探すパートとの2部構成。

    主となるのは、学生時代なんだけど、そこで描かれるエピソードの質・量が
    3時間弱の映画といっても、それ以上の密度で、
    ちょっとした1クールのドラマを見終わったくらいの充実感。

    そのなかでも泣けるエピソードが多々あり、
    これはちょっとすごい映画だな…。

    3人のライバル的な学生として、詰め込み教育の権化みたいなチャトゥル君がいるが、
    彼は全然ランチョーの足元にも及ばず、メインの的は先生や学長だったりします。

    で、その学長の娘と恋に落ちてしまうあたり、学生物の定番よねー。

    お話もランチョーのみではなく、出来の悪い2人のルームメイトにも
    しっかりとスポットを当て、彼らの夢や家族とのエピソードが描かれて良かった。

    大学にまで進んだ息子のためにすべてをかけた家族たちと、
    その期待に応えないと、という子供たちのプレッシャーはハンパないな。
    学生の自殺率が世界1位だという、インドの現状に対しても強く憂えている描写が。

    そして就職、卒業と。
    学生時代のすべて(サークルとか、そっち系じゃなくて学業中心の学生の場合ね)が
    詰まった作品といってよい様に思えて、是非若い方に観てもらいたいと思ったりしました。

    つっても、その時代を経験し、通りすぎたからこそ泣けるのかもしれませんが…
    それでも勉強とは何か、親の期待と本当に自分のやりたい事とは、友情とは、
    そんな部分で考えさせられる物があるんじゃないかと。

    とにかく、3時間弱の上映時間が全然長く感じられない傑作。
    (途中、インターバルという表示が出たけど、本国だと「7人の侍」みたいに休憩が入ったのかな?)
    それどころか、見終わったあとすぐにリピートしてしまった。

    冒頭、10年後のファルハーン、ラージューが、
    「ランチョーの居場所が分かった」と聞いて大慌てで集合するところから始まるんだけど
    その感覚は一度見終わってからだと超共感!

    これ、レンタルで観たんだけどDVD買っちゃおう。

    邦題の「きっと、うまくいく」は劇中で重要な役割を果たす
    「Aal Izz Well (All is well?)」から。
    初公開時は、洋題(3 idiots)から「3バカに乾杯!」だったらしいんだけど、今のタイトルのほうがステキだね。


    おまけ:
    劇中、
    「一方ロシアは鉛筆を使った」
    というオチのジョークや
    「先生は私が誰だか御存知ですか?」 「いいや、どなた様か知らんね」
    というやり取りがある試験に関しての有名なジョークが映像化されていたりして笑えました。

    しかも、ロシアの鉛筆ネタはさらに「実は…」があって感心した。
    (そのシーンの学長とランチョーのやり取りも泣ける…)

    おまけ2:
    本作の大オチは途中、詰め込み野郎チャトゥル君がフラグを立てまくるのでバレバレ。
    まったくあの糞野郎ときたら…。

    おまけ3:
    主役のランチョーは、なんか飄々とした所作や表情が若いころのトム・ハンクスを彷彿とさせる…
    ってコレ俺の好きなタイプの奴だわ。
    …と思ったらこの人(アーミル・カーン)44歳?若く見せるために色々頑張ったらしいんだが…凄すぎる。

  • いやぁ、面白かった、傑作といえましょう。

    良いと言う噂はかねがね聞いていましたが
    評判に違わぬ良い映画でした。

    笑い、涙、教訓、ハラハラ、スカッと、音楽、踊り
    インド映画らしい全部入りでなおかつ面白い。
    元気になるし、心が軽くなる感じがします。

    近年、頭脳立国として名を轟かせているインドだが
    作中にも家族の期待や大勢の中から勝ち残らなくてはならない
    大きな期待とストレスを背負った現状が見えます。

    親の期待、一家の夢、優秀でも貧しい・・・を背負った
    ファルハーン、ラージュー、ランチョー。
    インド社会の問題の代表的存在なのだろうか。

    ランチョーのもたらした『Aal Izz Well』という魔法が
    固まった心を少しだけやわらかくしてくれます。

    経済的豊かさだけが全てではない「人生の味わい方」を
    見せてくれる映画でした。

    マイナス要素として言われる「予定調和」も
    正しく使えば素晴らしい基本姿勢になると思いました。

    2015年のスタートを飾る素晴らしい作品との出会いになりました。

  • ひょんなきっかけで我が家のレコーダーに入っていたので見てみました
    3時間ほどの大作なのに長さを感じさせない盛りだくさんな内容でお腹いっぱいになりました。

    現代社会のあり方を見直す時が来たのではないだろうか
    ホセ・ムヒカさんの言う消費に頼りっきりの今の世界を暴力抜きのユーモアと笑いとアイディアで切り抜けられたならどんなにか素晴らしいだろうか
    しかしそれには階級や貧富さえも取り去るほどの努力があれば きっといつかは

  • 10年経ったらここで会おう
    そんな約束があったらドキドキしそう。
    でも、その場所に友人はやってこなかった。
    彼を探す旅と学生時代のあれこれがうまく混じりあって物語が進行していくところが魅力的。
    あぁ、そんなことありそう! ということもあったりして楽しめる。
    うまくいく! と思って唱えていれば、何事もきっと、うまくいくに違いないわ。
    やっと会えると思った友人が別人!?
    どういうこと? という展開にもワクワクさせられた。
    そんなことがあったのかぁ。
    美しい風景と昔からの雰囲気を残してラストを迎えたのはなんだか清々しかった。
    はぁ、良かった。その一言。

  • 苦しいときや不安なときに助けてくれる魔法のことば
    “あー りー ゔぇー”(=All is Well≒だ~い、じょ~ぶ、だ~)

    ♪だ~い、じょ~ぶ、だ~  安心して
     だ~い、じょ~ぶ、だ~  よくなるから
     だ~い、じょ~ぶ、だ~  友よお前も
     だ~い、じょ~ぶ、だ~  父よ母よ
     だ~い、じょ~ぶ、だ~  ♬

    なんて素晴らしい映画!!観終わったあとの晴れやかな気分が格別!
    社会風刺しつつ、歌あり、踊りあり、笑いあり、涙ありの痛快感動エンタテイメント。

    インドの中流家庭では、いい成績をとって、いい大学を出て、ITエンジニアか医者になって親の面倒をみることが成功とされる。
    現代インドでは、人口急増によって競争が激化し、プレッシャーで命を絶つ学生が多く出るほど過酷な学歴偏重社会となっている。
    この物語はインドの有名難関大学の中で学歴偏重社会にあらがった ランチョー、ファルハン、ラージューはみ出しズッコケ3人組の
    恋と友情と青春の学園生活と彼等の10年後を余すところなく伝える娯楽大作である。

    それぞれに家庭の期待を受けて入学してきたファルハンとラージュー、そして自由奔放な天才ランチョーの三人は寮でルームメイトとなる。
    何をするにも一緒の3人はしばしばバカ騒ぎをやらかし、ヴァイラス学長や秀才だったチャトル等から
    "3 idiots"(三バカ)と呼ばれ目の敵にされていた。

    ヴァイラス学長は嫌味で融通の利かない嫌われ者。心無い彼の言葉で、物語では、3人の青年が命を絶った。
    だがしかし、彼の言動や態度は、現代インド社会の風潮を厳しく暗喩に表現してもいる。
    「カッコウは卵から孵ると他の卵を全部巣から落として餌を独り占めする。
     君たちもこの大学に入るときに他の卵を落として入ってきた。これが自然の摂理だ。」
    「一番目に月に着いた宇宙飛行士は?誰でも知っている、アームストロングだ。では2番目は?誰も知らない。」
    「同情はしても期限の延長はしない。君は落第だ。」

    そんなヴァイラス学長に、ひいては現代インドの社会構造にランチョーはNOを突き付ける。
    「あなたが教えているのは点の取り方だ。学問じゃぁない。」
    「あなたを批判しているのではない。社会の構造がおかしいんだ。」
    「点取り屋になるな、学問を身に付けるんだ。点数(=成功)はあとから付いてくる。」
    「どうしたら優秀になれるのかって?それが好きだからさ。」
    「親のせいにしたら親を恨むことになるぞ。勇気をもって好きな道に進むべきだ。50年後に後悔するぞ。」

    父権の強いインドで勇気を振り絞って父の意向に逆らい、カメラマンの道に進むことを決めたファルハン。
    ファルハンから話を聞き激怒する父親。「すべてを注ぎ込んだのに・・・今までなんのために・・・自慢していたのに・・・」。
    「世間は非難するだろうけどどうだっていい。僕は父さんに認めて欲しいんだ。稼ぎは少ないと思う。父さん母さんの面倒はみる。」
    就職祝いのはずだったパソコンを閉じる父。
    「おい母さん、もう これ返してきてくれ・・・     カメラ代の足しぐらいにはなるだろ?」
    ファルハンのお父さんは、息子がエンジニアになることを望んでいたのではない。
    息子の幸せを、ただそれだけを望んでいた。
    息子がより良い人生を歩んでくれることを望む親の気持ちに泣けた。

    ♪だ~い、じょ~ぶ、だ~  安心して
     だ~い、じょ~ぶ、だ~  よくなるから
     だ~い、じょ~ぶ、だ~  友よお前も
     だ~い、じょ~ぶ、だ~  父よ母よ
     だ~い、じょ~ぶ、だ~  ♬

  • 3時間が全く長く感じなかった!!
    笑えるし泣けるしでとにかく話もカット割りも素晴らしく上手かったです...!!!
    一度は誰にも見て欲しい映画!!

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