国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(下) [Kindle]

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  • 経済発展には民主制が必要である。しかし、その制度が定着するかは大きく偶然による。結局のところ、国家が衰退するかしないかは選ぶことができないものなのかもしれない。

  • 小さな制度設計の違いがある出来事(決定的な岐路)をきっかけに大きな経済格差となって現れる。収奪的な政治・経済制度の下ではインセンティブが働かず経済成長は望めないという議論を読んでいて思ったのは日本の現状だ。
    日本は明治維新で包括的な政治・経済制度に移行して近代化をはたした。だが、いまや、リタイアしてフローの収入は途絶えたかもしれないが、個人金融資産の6割を占め、豊富なストックを抱える高齢者を、フローの収入は先細りで、子育て&住宅ローンでストックをほとんど持てない現役世代が支える構図になっている。これは、別のかたちの収奪といえるのではないか。
    頭数も多く、投票率の高い高齢者の主張を、選挙を通じて若者が覆すのは困難になっている。この無力さが、働くことのインセンティブを奪い、日本発のイノベーションが生まれない原因になっているのではないか。そんなことを思った。

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