(たなか・きゅうぶん)
1952年生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業、同大学大学院博士課程 修了。文学博士。現在、日本女子大学教授。専攻は倫理学、日本思想史。 著書に『九鬼周造――偶然と自然』(ぺりかん社、第 1 回中村元賞受賞)、『丸山眞男を読みなおす』(講談社選書メチエ)、『日本美を哲学する―― あはれ・幽玄・さび・いき』(青土社)『日本の哲学をよむ――「無」の 思想の系譜』(ちくま学芸文庫)、『象徴天皇を哲学する』(青土社)、編著に『甦る和辻哲郎――人文科学の再生に向けて』(ナカニシヤ出版)、『再考 三木清――現代への問いとして』(昭和堂)、『近代日本思想選 九鬼周造』(ちくま学芸文庫)など。
「2020年 『西田幾多郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」