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感想・レビュー・書評
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202102/6巻まとめて。電書も揃えたく購入。
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本巻で回想編も終了し、二番目の子を「妻」が孕んだところで連載も一段落。
回想編はいわば復讐編なのだろうけど、はたして「僕」が考えるほど周りの人々は彼にネガティヴなイメージを持っていただろうか。〇〇ちゃんにしても彼を明確に拒むことはしていなかったように見える。(アンケート26歳女性の方の推測はあまりに楽観的すぎるとは思うけど)
〇〇ちゃんのミニ同窓会で「僕」がいきなり演説したのも、「僕」は周りからポジティヴな意味での異質な存在だったからではないか。やはり福満先生はある種の天才だったのだろう。モデルを志した〇〇ちゃんが「僕」に興味があったのは、そのような才能の世界へ近づく者の、一種の「共感」だったのかもしれない。
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