終わらざる夏 下 (集英社文庫) [Kindle]

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  • 中巻までで、8/6, 8/9、ソ連の参戦と日付が過ぎ、下巻で8/15を迎える。玉音放送もろくに受信できない、根室から1,200kmの国境の島、占守島では降伏ではなく激励ともする空気も。電探を使い国内の情報を受信し降伏を知ったが、その後、ソ連がやってくる。

    このあと、史実の「戦後の戦争」になるのであるが、本作では書き方になってしまっていて、要約のようでもあり、なんとも物足りなかった。

    終戦直前から、玉音放送、終戦直後への空気感を浅田次郎の作品らしい書き方で書かれているのであるが、「戦争ドキュメント」ではなかった。

  • クライマックスである占守(シュムシュ)島での戦い、この理不尽な悲劇的戦いについても周縁部からあぶり出すような描き方で、ちょっと意外。
    悲劇だが、ロシア兵の話も含め、ちょっと綺麗なお話により過ぎたような気もする。
    ただこういった事があったんだということを知れたのは良かった。

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