心配事の9割は起こらない―――減らす、手放す、忘れる「禅の教え」 三笠書房 電子書籍 [Kindle]
- 三笠書房 (2013年8月20日発売)


- Amazon.co.jp ・電子書籍 (167ページ)
感想・レビュー・書評
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〝幽霊の正体見たり枯れ尾花〟・・・不安や悩み、迷いのほとんどが「妄想」「思い込み」「勘違い」「取り越し苦労」に過ぎない実体のないもので、客観的に見れば「なんでもない事」に振り回されてしまっていることが多い。〝世の中には自分ではどうにもならないことがある。それをどうにかしようとするとするから、しんどくなったり、苦しくなったりする〟・・・「あるがまま、そのまま」を受け入れる。引きずらない、抱え込まない、焦らない、慌てない、毎日一回必ず「立ち止まる」・・・禅の教えです。
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心配事の多くは自分の妄想(考えすぎ)が原因であり、自分の物事の捉え方が原因である。
他人と比較することをやめることで幸福度はあがる。。
など、禅の観点からメンタルコントロールを説く本。
そしてそれをサラリーマン生活に落とし込んでくれている。
嫌われる勇気に近いものがあるかなと思いました。 -
文字通り、心配事についてどう対処することを、禅僧が書いた一冊。
言うは易し、行うは難しの世界。 -
「莫妄想」ー妄想することなかれ
心を縛るもの、心に住みついて離れないものは全て「妄想」です
妄想をできるだけ減らしていく
「悟れば好悪なし」
どんな人も他の人とはは比べ様がない「絶対」の存在
比べ様のないものを比べようとするから余計な不安や悩み心配事が増えるー自分自身を信じていきよ
「一息(いっそく)に生きる」
仏教でいう「三世に生きる」
過去にいつまでもこだわっていることはそのまま今の生き方に対する自信のなさを表明していることです
あるべきものがあるべきところにあるべきようにある
「あたりまえ」のことを一度見直す
そのことに自分がどれほど支えられているか、癒されているか、励まされたり勇気づけられたりしているか。
「七走一座」七回走ったらいったん座ってみよ。
止まることは大事な古都。
それまでの自分を振り返ってみよということ
失敗の原因を素直に認識し、これは非常にいい体験だった尊い教訓になったというところまで心を開く人は後日進歩し成長するひと 様々なことに「考える時間」をつくる
前向きに受け止める
気持ちが落ち込んでも負の心をプラスに転じていく -
心配事の9割は起こらないというタイトルだが、それに関する記述は一切ないことに驚いた。
いろいろと良いことを言っているとは思うが、日常生活にものすごく役立つかは疑問。
著者の方が伝えたかったことは、「他人ではなく自分を見つめ、今を一生懸命生きること」なのだと思われる。 -
あまり面白くなかった。
内容がまとまっておらず、全体として何が言いたいのかイマイチ頭に入ってこなかった。恐らく、禅を極めた人なので主張が達観しており、大きい概念で話しているのだろうが、一般人の私にはボヤっとし過ぎて印象が薄かった。
一つだけ印象に残ったものを挙げるとすれば、「禅は思想でなく実践・経験によって培われる」という筆者の主張。マインドを変えるだけでは何も変わらない、実際に行動することで自分のものさしが磨いていきたい。 -
不毛な心配から逃れられる方法が書いてあると期待したが、ちょっと違っていた。
禅問答のような内容。 -
禅の考え方はなかなかいいんじゃないかな
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しんどい時だからこそ心がすっと落ち着いた
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先のことは考えるだけ無駄!
ただただ今を精一杯生きることが大事。
著者プロフィール
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