原稿用紙10枚を書く力 (だいわ文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  •  ブログや記事などを書くスキルを上げたいと思い読んでみた本。
     「書く力」に必要なスキルである読書法が一番参考になった。また、実際に自己満足でない他者に向けて意味・内容のある文章を書くためのポイントが簡潔にまとめてあり、「量が質を作る」ということで、本書で整理されていたポイントを意識して書く経験をこなしていきたい。
     外山滋比古『思考の整理学』と同様、大学生時代の早い段階で読んでおけばよかった本。

  • ・1日の書くノルマを決めて、枚数をこなす
    ・引用は書く推進力
    ・3つのポイントで書く
    ・考える順番としては、起承転結の転。「ところが、こうなんだ。」
    ・・こくごであそぼ 
    ・変換やアレンジでオリジナリティが出てくる
    第1章
    ・キーワードを見つける
    ・頭の中で書くことを構築して、創作メモを作成し、書く。そのためには、考えを詰める。
    ・1つ論文を書くと、次に書くテーマは2つぐらい見つかる。
    ・あらかじめ素材をパソコンに打ち込んでおき、その素材をリストにして見渡せるようにしておく。
    ・思考を緻密にする作業を伴う。
    ・価値を高める、みつける、創出するのは大変
    ・新たな気づきがあるか。
    ・読書はアウトプットを意識する。
    ・2割読書。目次から。問題意識を持つ。
    ・引用しながら、どういう刺激を受けたかを書く
    ・読者と共有できるテキスト、素材が必要
    ・引用から文章を組み立てる。引用を3箇所打ち込む。内容の違うものを。キーコンセプトのあるもの。
    ・3箇所をつなぐ文書をメモでいいから書く。
    ・文章の中に、読み手に何らかの気付きを与えなくては読む意味もない。
    ・キーワードからメモを作る。
    ・まず、頭の中の材料を全部紙の上に書き出す。優先順位。(3色)
    ・性格の違う3つのキーコンセプトを取り出して、つなぐ論理を組み立てる。
    ・レジュメをつくる。

    ティムール以後 県立
    会社の老化は止められない 市立335ホ
    『』人をつくる読書術 佐藤用 青春新書 2019 市立019サ
    ・内部文書 キャチーな見出し、要約
    ・文体をまねる。浅田次郎は原稿が進まないときは名作を書き写す。中学校・高校の国語の教科書。
    ・毎日、原稿用紙で30枚から40枚書いていた。30枚なら毎日書ける。
    ・古典:文庫になって10年間書店に残る本。
    ・3つの読書:精読・熟読、速読、超速読
    ・精読・熟読:基礎知識・専門知識、仕事本。3回読む。1)シャーペンで線を引きながら。2)重要箇所の抜書(1/10)。数字や固有名詞、定義がされている重要事項とどうしても理解できない事項の2つに。原稿用紙で50枚程度。3)再度通読。目次を確認して全体の構成をつかんだ上で、結論部分だけを3回。最後に通読。ここで3-4日。
    ・速読:30分くらいで1冊。30分ほどで読書ノート。読み返さない。本の紹介。1ページ15秒。
    ・超速読:5分で1冊。重要部分をシャーペンで囲み、付箋。
    (以上、「読書の技法」)
    ・疲れをとるため、マンガ、数学の問題、情報を集める
    ○トップの官僚・政治家は教養人。
    ・古今東西の古典。
    ・自国。古事記、日本書紀、今昔物語、源氏物語、太平記、平家物語、近松門左衛門、松尾芭蕉、夏目漱石、森鴎外、太宰治、坂口安吾、三島由紀夫、安部公房、村上春樹
    ・古典にはその国の内在的論理が詰まっている。
    ・高校の参考書・教科書。国語便覧。理解しやすい政治・経済。
    ・大型書店の店員に基本書を尋ねる。奇数冊購入。1冊丁寧。
    ・重要を2Bでシャーペン。2回目はその部分を中心、本を閉じて頭の中で再生。再生できないときは、その部分をノートで抜き書き。
    ・スパイのためのハンドブック ロッツ。ル・カレ。グレアム・グリーン。
    ・カラマーゾフの兄弟。重層的
    ・世界の名著 の哲学関係。世界十五哲学 哲学思想史。
    ・加藤周一 読書術。特に、精読術 だこ、け
    ・論理トレーニング101題。「論理的に考え、書く力」。
    ・啓蒙の弁証法 修士レベルに。
    ・通俗本。科学と仮説、科学と方法、コペルニクス革命、ソロモンの指環、攻撃
    ・ブルーバックス 素数入門、数論入門、不完全性定理とはなにか、ゼロからわかるブラックホール
    ・モモ、ソフィーの世界、ラッセルの教育論、幸福論、結婚論、哲学入門
    ・人生論ノート 三木、
    ・三枝博音:小説と倫理、など
    ・大森義太郎:唯物弁証法読本、まてありすむす・みりたんす
    ・反面教師:日本人の偉さの研究 中山、田辺
    ・SF小説:ベルヌ 月世界旅行、海底2万理、タイムマシン
    ・アカデミック:専門書で体系的な知識
    ・マンガ うずまき 伊藤潤二
    ・女性作家、
    ・映像:netflix, hulu,amazonプライム、闇金ウシジマ、ミナミの帝王
    ・光の子と闇の子 ニーバー
    ・ローマ書講解、教会教義学 バルト(弁方法神学)

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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