うなドン　南の楽園にょろり旅 (講談社文庫) [Kindle]

著者 : 青山潤

• 講談社 (2013年7月12日発売)

感想・レビュー・書評

[toshifukushimaさんの感想 · 2016年2月25日]

確か、この人の前作を読んだのは、プラハに出張に行く飛行機の中で、あまりに面白くて現地の日本人に差し上げた記憶がある。その続編ともいうべきこの作品、今度はニューヨークに行く飛行機の中で読了。うなぎの卵探しは、興味がありよく読んでいるが、そのきっかけとなった本が前作、本作は、遺伝子を調べるために、タヒチや、インドネシアにうなぎを取りに行く話。本作もあいかわらず、飛ばしていておもしろい。科学モノ？でありながら、現地の人達との交流であるとか、科学者らしくない現地調査などを面白おかしく、でも、ほろっとしながら読める。

[33kiさんの感想 · 2015年10月8日]

何故にこの研究室（？）無くなってしまったかな〜（あとがき参照）

著者プロフィール

海洋生命科学者、東京大学教授
1967年、横浜市生まれ。大学卒業後、ボリビアで己の無力を思い知り、再び学問の道へ。以降、ウナギ研究の最前線で奮戦するとともに、エッセイでも評価を得る。

「2014年 『「学問」はこんなにおもしろい！　憲法・経済・商い・ウナギ』 で使われていた紹介文から引用しています。」