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- / ISBN・EAN: 4988111289148
感想・レビュー・書評
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After spending a couple years of my life here in US, I've begun to understand part of what intellectual American people admire or envy about. Although Woody mentioned at this movie's press conference that the reason he hasn't been shooting in NYC lately is largely budgetary one, it is good to see other side of him, of course the one with big pride of New York City, along with many witty lines. I wish I could catch up with all the funny parts in this movie but it looks like taking forever to accomplish that. As a good start, I should go and check a theater while "Anything Goes" is being played.
Any way, I really liked "re-invented" and "somewhat good looking" versions of Woody Allen, played by Owen Wilson. Now he can write more love stories, which don't give misunderstandings to less good looking guys! : )詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ステキな物を見たなあと気持ちが暖かくなった。
どの時代のパリの町も、生きる人たちも生き生きして美しくて目が楽しいし、出てくる人物がどれも「らしく」て感心してしまった。
自分を圧し殺していた主人公が心のままに生き出すラストがいい。好きなものを一緒に「好きだ」と言える人との方が毎日が楽しいと思う。 -
先日、BS12で放映していた『ミッドナイト・イン・パリ(原題:MIDNIGHT IN PARIS)/2011』を観ました。
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真夜中のパリに
魔法がかかる
本国アメリカでは「ウディ・アレン監督」作としては最大ヒットとなったチャーミングなファンタジー・コメディ。
作家志望のアメリカ人男性が、ひょんなことか「ヘミングウェイ」や「フィッツジェラルド」、「ピカソ」といった伝説の作家や芸術家たちが集う憧れの1920年代パリに迷い込み、幻想的で魅惑的な時間を過ごすさまを、ノスタルジックかつロマンティックに綴る。
主演は『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』の「オーウェン・ウィルソン」。
共演に「レイチェル・マクアダムス」、「マリオン・コティヤール」、「キャシー・ベイツ」。
また、フランス大統領夫人「カーラ・ブルーニ」の出演も話題に。
アカデミー賞では作品賞を含む4部門にノミネートされ、みごとオリジナル脚本賞を受賞。
ハリウッドでの成功を手にした売れっ子脚本家の「ギル」。
しかし、脚本の仕事はお金にはなるが満足感は得られず、早く本格的な小説家に転身したいと処女小説の執筆に悪戦苦闘中。
そんな彼は、婚約者「イネズ」の父親の出張旅行に便乗して憧れの地パリを訪れ、胸躍らせる。
ところが、スノッブで何かと鼻につく「イネズ」の男友達「ポール」の出現に興をそがれ、ひとり真夜中のパリを彷徨うことに。
するとそこに一台のクラシック・プジョーが現われ、誘われるままに乗り込む「ギル」。
そして辿り着いたのは、パーティで盛り上がる古めかしい社交クラブ。
彼はそこで「フィッツジェラルド夫妻」や「ジャン・コクトー」、「ヘミングウェイ」といった今は亡き偉人たちを紹介され、自分が1920年代のパリに迷い込んでしまったことを知るのだった。
やがては「ピカソ」の愛人「アドリアナ」と出逢い、惹かれ合っていく「ギル」だが…。
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オープニングで街の様々な表情が映し出される現代、黄金期の1920年代、そしてベル・エポック時代の19世紀… それぞれの時代におけるパリの魅力がたっぷり詰まっていている作品、、、
映像も音楽もキャスティングも好みで印象的… お洒落なファンタジー&ラブ・コメディー作品でした。
映画脚本家で処女小説の執筆に悪戦苦闘中の「ギル・ペンダー」は婚約者の「イネス」とその裕福な両親とともに憧れの地であるパリを訪れる… 2人は「イネス」の友人「ポール」と遭遇して、ともに街を回るが、「ポール」が偉そうに語る歴史や芸術の薀蓄には間違いが多く、インテリぶった「ポール」が「ギル」にはどうにも鼻持ちならない、、、
ある夜、「ポール」とダンスに向かった「イネス」と別れ、「ギル」は酒に酔ったままパリの街をうろついていると、アンティークな古いプジョーが止まり、車中の1920年代風の格好をした男女が「ギル」を誘う… そして向かったパーティには、「コール・ポーター」、「F・スコット・フィッツジェラルド」と妻「ゼルダ」がいた。
そのパーティは「ジャン・コクトー」のパーティだった… そこで「ギル」は、彼が愛して止まない1920年代に来ていたことに気付く、、、
その後、「フィッツジェラルド夫妻」、「ポーター夫妻」と行ったクラブでは、「ジョセフィン・ベイカー」と会い、その後に、「フィッツジェラルド夫妻」と飲みに入ったバーでは、「アーネスト・ヘミングウェイ」と出会う… 「ヘミングウェイ」に自分の小説を読んでくれないかともちかけた「ギル」だったが、「ヘミングウェイ」に「自分は読みたくないが、代わりにガートルード・スタインを紹介しよう」と言われ、舞い上がる。
次の夜、「イネス」を一緒に誘うが、真夜中になる前に待ちくたびれた「イネス」は「疲れた」と帰ってしまう… 彼女が帰るやいなや、夜中の12時の鐘が鳴り、古いプジョーが現れた、、、
今度は「ヘミングウェイ」が乗っており、彼と一緒に「スタイン」の家へ行くと、今度はそこに「パブロ・ピカソ」とその愛人「アドリアナ」がいた… 「スタイン」は「ピカソ」と彼の描いた「アドリアナ」の肖像画について論議をかわしており、そこで初めて「アドリアナ」に会った「ギル」は、一目惚れしてしまう… 現代と1920年代を行き来しながら、婚約者「イネス」との関係と「アドリアナ」に魅かれる自分に悩む「ギル」。
しかし、シュルレアリストである「サルバドール・ダリ」、「ルイス・ブニュエル」と「マン・レイ」からは、「それはごく自然なことだ」と言われてしまい、ますます頭を抱える… そして、「ギル」と「アドリアナ」が初めてキスを交わした晩、2人の前に19世紀のベル・エポック時代を思わせる馬車が停まった、、、
そこは「アドリア」が憧れる19世紀のパリの街で、そこで「ロートレック」や「ゴーギャン」等と出会い、「アドリア」は「ギル」に、一緒にこの時代に残ろうと提案するが… 「ギル」はノスタルジーを断ち切り、現実(現代)に戻ることを選択する。
いやぁ… 大人向けの上質なファンタジーで、「ギル」に感情移入しながら楽しめました、、、
「ウディ・アレン」に心地良い魔法をかけてもらった感じ… 突然降り出した雨に打たれながら、価値観の合う女性と、パリの夜道を消えて行くエンディングも良かったですね。
-----staff/cast-------------
監督:ウディ・アレン
製作:レッティ・アロンソン
スティーヴン・テネンバウム
ジャウマ・ロウレス
製作総指揮:ハビエル・メンデス
共同製作:ヘレン・ロビン
ラファエル・ベノリエル
脚本:ウディ・アレン
撮影:ダリウス・コンジ
プロダクションデザイン:アン・シーベル
衣装デザイン:ソニア・グランデ
編集:アリサ・レプセルター
キャスティング:ジュリエット・テイラー
パトリシア・ディチェルト
ステファン・フォンキノス
出演:
キャシー・ベイツ ガートルード・スタイン
エイドリアン・ブロディ サルバドール・ダリ
カーラ・ブルーニ 美術館ガイド
マリオン・コティヤール アドリアナ
レイチェル・マクアダムス イネズ
マイケル・シーン ポール
オーウェン・ウィルソン ギル
ニナ・アリアンダ キャロル
カート・フラー ジョン
トム・ヒドルストン F・スコット・フィッツジェラルド
ミミ・ケネディ ヘレン
アリソン・ピル ゼルダ・フィッツジェラルド
レア・セドゥ ガブリエル
コリー・ストール アーネスト・ヘミングウェイ
デヴィッド・ロウ -
今も昔も燦然と輝くおパリを観る映画。音楽もたまらなくオシャレだ。雨のパリが一番美しいと語り始めるラストシーンがまたオシャレだ。ずぶ濡れにさえなりたいと思わせるパリ!雨ですら舞台装置なのだ!
何となく、ローマやバルセロナは友達なのに対してパリはほのかに恋焦がれていた先輩みたいな感じよ。
たとえ現実がゴミだらけの犬のウンチだらけのスリだらけの街だろうが、それはそれ、これはこれ。 -
ウディ・アレンは苦手だけど昨日観たこの作品は良かった。
作家志望の主人公が深夜のパリで別の時代に迷い込み、亡き文豪や画家などと出会う。
有名人がどんどん登場するからワクワクして観てられる。
マリオン・コティヤールは美しい。
ところで雨のシーンでも傘さしてる人けっこう居たなぁ。 -
よく言えばウディ・アレンによるパリ讃歌。悪く言えばただの観光映画。
ハリウッドの脚本家が、フィアンセとその裕福な両親ともにパリを訪れる。
主人公の脚本家は小説家になりたいと願い、初の小説を執筆中だが、なかなかうまくいかない。
深夜のパリをさまよい歩くうち、1920年代のパリにタイムスリップし、そこで、フィッツジェラルド夫妻、ヘミングウェイ、ピカソ、ダリ、コール・ポーターなど、綺羅星のごとき芸術家たちと出会う。
2010年代と1920年代のパリを行き来する形で、ストーリーは進む。
楽しく観られるが、アカデミー賞脚本賞を獲るほどのものかなァと思った。話としてはごく他愛ないし……。
フィアンセや、パリで偶然再会した彼女の友人らがくり広げるスノッブな会話、そしてそれに主人公が辟易する様子は、かつての『アニー・ホール』のよう。ウディ・アレンは変わらないなァ。
相変わらず女優たちが魅力的に撮られているし、年老いてもまったく枯れないアレンには感心する。 -
パリを旅行中の主人公が1920年代のパリと現代を行き来するというちょっとファンタジーチックな自分探し作品。
さらっと見れました。
主人公がの婚約者役、どこかで見た気がする•••と思って調べたら、この間見た「スポットライト 世紀のスクープ」の記者役の方でした。「アバウト・タイム」の主人公の相手役でもあるんですね。印象に残るいい役者さんだと思います^^