空海「三教指帰」 ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 空海さんの処女作を読了しました。

    儒教、道教、仏教の三教の比較論です。

    それぞれの教えに、キャラクターを登場させて語らせるところ、
    現代の小説を読むかのように、話が入ってきました。

    大乗仏教の教えについて、ざっくりと学ぶことが出来ました。
    ここからの空海さんの活躍は、史実が示している通りだと思いますが、
    わずか1年ほどの入唐留学で、単なる日本の一留学生であったにもかかわらず、
    後に留学した日本人が、空海さんはお元気ですか、と聞かれたというエピソードが書かれており(本文外です)、なるほどやはり相当影響力のある人だったのだなと思い直しました。

  • p.2021/4/30

  • スケールが大きすぎる仏教。
    現代の最先端の量子力学を24歳の空海は先取りしていた。

    全宇宙を引き抜いて他の宇宙に投げ入れたり、須弥山が芥子粒の中に入り、
    は、決して誇張ではないッ!

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著者プロフィール

〈空海〉774‐835年。弘法大師の諡号で知られる真言宗の開祖。31歳で唐に渡り、2年後書物や仏具を携えて帰国。高野山金剛峰寺、庶民のための学校となる綜芸種智院をつくる。高野山で入寂。主著に『三教指帰』『秘蔵宝鑰』『般若心経秘鍵』など。

「2015年 『空海「性霊集」抄 ビギナーズ 日本の思想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

空海の作品

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