空海「三教指帰」 ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2013年9月15日発売)
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感想 : 3件
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感想・レビュー・書評
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空海さんの処女作を読了しました。
儒教、道教、仏教の三教の比較論です。
それぞれの教えに、キャラクターを登場させて語らせるところ、
現代の小説を読むかのように、話が入ってきました。
大乗仏教の教えについて、ざっくりと学ぶことが出来ました。
ここからの空海さんの活躍は、史実が示している通りだと思いますが、
わずか1年ほどの入唐留学で、単なる日本の一留学生であったにもかかわらず、
後に留学した日本人が、空海さんはお元気ですか、と聞かれたというエピソードが書かれており(本文外です)、なるほどやはり相当影響力のある人だったのだなと思い直しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
p.2021/4/30
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スケールが大きすぎる仏教。
現代の最先端の量子力学を24歳の空海は先取りしていた。
全宇宙を引き抜いて他の宇宙に投げ入れたり、須弥山が芥子粒の中に入り、
は、決して誇張ではないッ!
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