邪魔(上) (講談社文庫) [Kindle]

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  • 主婦と刑事。ある放火事件を軸に交わって行く2人の人生には逃れられない邪魔な存在が横たわっている。会社組織、警察組織の理不尽さもリアルに描かれていて、下巻でこの後どうなるのか気になるところ。

  • 紙の本で以前読んだことを思い出したが、細かい内容を覚えていなかったので最後まで楽しんで読めました。

  • 「最悪」に続き、奥田英朗の不条理系作品を読む。
    二文字熟語シリーズの中でもそのものズバリな「邪魔」。
    まずは上巻から。

    主人公は3名。
    箸にも棒にもかからない系のヤンキー高校生、妻に先立たれた
    所轄の刑事、そして夫と2人の子どもを持つパート主婦。
    この3名が順に語り部となる。

    おもしろいのは、それぞれの心情描写部分がかなり細かく書き
    込まれていること。この3名の中で、まぁまともと言えるのは
    刑事のみで、残りの二人に関しては正直どうでもいい(^^;)のだが、
    心模様をここまで精細に描写されると、興味を持たずにいられな
    くなる。そして、思った通り全てが不条理な上に、皆の心が弱い。
    読みながら、「あ~そりゃちょっと・・・」と突っ込まずには・・・。

    読中感はやっぱり最悪なのだけど、まぁ止まらないったら無い(^^;)。
    現状下巻を鋭意読書中なのだが、この3名がどのように
    リンクアップするか、実に楽しみ。
    明日には読み終わるな、きっと(^^;)。

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プロフィール

おくだ・ひでお
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『最悪』、『イン・ザ・プール』、『マドンナ』、『ガール』、『サウスバウンド』、『家日和』、『無理』、『噂の女』、『我が家のヒミツ』、『ナオミとカナコ』、『向田理髪店』『ヴァラエティ』など。映像化作品も多数あり、コミカルな短篇から社会派長編までさまざまな作風で人気を博している。

「2017年 『新装版 ウランバーナの森』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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