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- / ISBN・EAN: 4527427656956
感想・レビュー・書評
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徳島県上勝町の「葉っぱビジネス」 成功の実話をベースにした映画。仕事上の必要から観たのだが、予想よりもずっとよい作品だった。
富司純子、吉行和子、藤竜也といった名優たちの演技は素晴らしく、上勝町の自然は美しい。
葉っぱビジネスの発端から成功までの道筋は事実に基づいているが、展開される人間ドラマはフィクションだ。
それでも、過疎地の再生物語であり、シニア層の生きがい発見物語であり、力強い女性映画でもあるという、重層的価値を持つ作品となった。
実際に上勝町で葉っぱビジネスを展開する「株式会社いろどり」の横石知ニ社長の著書を「参考図書」として挙げ、同社を「企画協力」でクレジットしている。
「原作」などとしていないのは、映画の物語が事実として受け止められることを避けるための配慮だろうか。 -
料理に添えられる季節先取りの葉っぱを、初めて売り出した山村のおばあちゃんたちのお話。
ニュースで知っていたので、どのように始まったか、どのように商業ラインにのせたかは興味深かった。
そのような情報と、主役3人のおばあちゃんたちがどのような人生を送ってきたか、
そして家族との関わり方などの話が並行して進んでいく。
ちょっと切ないお話も入ってくるため、
観るのは1回でいいかな…。 -
料理に添えられている葉っぱがビジネスになった実話を元にした映画。
なんだろうなぁ。元気もらえる。気になって徳島のどこなんだろうと調べてました。 -
ノンフィクション。こんな事ってあるんだな。
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この手の話、嫌いじゃないです。むしろ好き!緩急付けるために若干盛りすぎなところもあるけど、心がほっこりして幸せになれる映画でした。女性陣がみんなかわいい。あんなおばあちゃん良いですね☆
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人口の半分が高齢者の徳島県上勝町で、冷害のために基幹産業のミカンが壊滅してしまう。
農協の江田晴彦は料理に添える"つまもの"の葉っぱを売り出そうと呼びかけるが住民の反応は芳しくない。
雑貨店の石本花恵、その親友 徳本薫は、江田と共に山で採った葉っぱを市場に出すが買値がつかない。
母の介護のために町に戻ってきた尾関路子から、葉っぱの使われ方を見て来た方がよいと提案され、葉っぱjビジネスは軌道に乗り出すが…。
予告編 http://special.movies.yahoo.co.jp/detail/2012061092255/…
葉っぱビジネスで成功した実話が基になっている。
生きがいを見つけて活き活きとなっていく3人の女性が魅力的。
葉っぱも単にそこら辺のを取って売って成功したわけじゃないんだなぁ。
川越スカラ座さんで御法川修監督の舞台挨拶ありの回で観ましたが、舞台挨拶も監督の思いの伝わってくる内容でした。
あのシーンがCG一切無しというのは何とも驚きでした。 -
過疎化高齢化が進む徳島県上勝町で、70~80代の女性が中心となって葉っぱや道端の草を料理のつまものとして販売し、売上高2億6000万円をあげるビジネスとして成功させた実話を映画化した、2012年第37回湯布院映画祭特別試写作品。
当然農業をやっていた時、田舎の原風景、そして上津江村を思い出す。
女性陣(女優も田舎の女性も)は強くたくましく魅力的で、男性陣(藤竜也も田舎のオヤジも自分自身も)は総じて保守的で箸にも棒にもかからない。 -
人は何かの誰かの役にたっていることを感じることが、生きていて幸せだと思うのではないのだろうか。そして、死んだ
あとも誰かの役に立てるとしたらもっと幸せだろう。
何が商売になるのか・・・他の人が気づかないことに気付い
てそれが誰かの役に立つことだとしたら商売になるかも・・・