どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか? (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA / 角川書店
3.50
  • (1)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 29
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (115ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 極めて印象的な表題の割に、そこに対する回答はほとんどない(冒頭数十ページで終わってしまう)。あとは「この問いを抱えて生きる私の生き方」「どうやってこの問いを抱えて生きるか」のエッセイで、構成的には肩透かし。「毒を撒き散らすような本」という表現が出てくるが、正しくそんな本だとも言える。ある程度足場がしっかりしている時に読まないと、この「問い」の濁流に飲み込まれそうになる。著者のように恵まれた立場でないと、半隠遁の生き方は難しいだろう。

全1件中 1 - 1件を表示

プロフィール

1946年生まれ。
東京大学法学部卒業。同大学院哲学専攻修士課程修了。ウィーン大学で哲学博士号取得。電気通信大学教授を経て、現在は「哲学塾カント」を主宰。専攻は時間論、自我論。
著書に『哲学の教科書』『「時間」を哲学する』『ウィーン愛憎』『「私」の秘密』『「純粋理性批判」を噛み砕く』『哲学塾授業』『差別感情の哲学』『不在の哲学』ほか多数。

どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか? (角川文庫)のその他の作品

中島義道の作品

外部サイトの商品情報・レビュー

ツイートする