どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか? (角川文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2013年2月25日発売)
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感想 : 10件
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感想・レビュー・書評
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なぜ死んではいけないのか論の展開よりもエッセイの味が強い。改題前の単行本でのタイトル『どうせ死んでしまう・・・・・・・ 私は哲学病。』(2004)ほうがぴったりだと思う。
私は著者のような成功者ではなく、折り合いをつけて生きられなかったのだと痛感した。生きる虚しさを著者は語る。人は必ず死ぬ。死は悲しい。その悲しみに向かって生きていくのが真実である。生きている意味などないとまで言い切る。胸がすく思いがした。
きれいごとがないのがいい。
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はじめから答えがある。 というより、
探していることが、
ずっと心にあること。