ヴァンパイア・サマータイム (ファミ通文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 最初はミステリ風味なんでそういうのかなと思ったんだけど読み終わってみると超直球な青春ラブストーリーだったでござる。

    ちなみにポイントは人間同士ではなく人間の主人公と吸血鬼なヒロインってところ、ただし吸血鬼といってもその存在は普通に許容されていてただその性質上時間軸がズレざるを得なく結果すれ違いを産むってところがミソだったり、もちろん人間と吸血鬼の特性の違いも問題になってくる。

    つっても基本は特別事件とかは起きないありふれたラブストーリーで、そこも含めて良かったです。夏という季節もミソなんで夏になったらまた読み返したいやね、うん。

著者プロフィール

小説家。1978年生まれ。『耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳』で第10回えんため大賞優秀賞を受賞しデビュー。著作『四人制姉妹百合物帳』(星海社)、「耳刈ネルリ」シリーズ、『ヴァンパイア・サマータイム』(KADOKAWA)、『後宮楽園球場』(集英社)など。

「2015年 『明日の狩りの詞の』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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