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本 ・電子書籍 (510ページ)
感想・レビュー・書評
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割と楽しめる内容でした。いつくか読んでみたいと思える本も見つかりました。
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やはり楠木健さんには、この人独自の魅力がある。自分の仕事を虚業と言い切り、自分の弱さも狡さもセコさも隠さないからこそ書ける、本当の意味で正直な文章が、独特でかつとても面白い。
先日、会社のオンラインセミナーで、楠木健さんの話を聞く機会があった。本の印象よりもだいぶ声が渋くてルックスにも迫力があったけれど、話の中に底通していたユーモアは本の中にあるものと全く同じだった。あっという間の45分だった。
ただ一番自分にとって印象的なだったのは、自分も含めた誰からも質問が出なかった事だ。話はしっかりとおもしろかったので、誰もが無関心だったということはないと思う。むしろ逆だった。なのに質問は皆無だった。何故だろう?
自分の仮説はこうだ。論理がしっかりと構築され過ぎていて、ある意味ツッコミようがなかったのだ。何かを言えば、それは話の中でこのように説明しましたよね。と返されてしまいそうな感じだった。こういうのは初めての経験だったので、とても印象に残った。 -
スキル習得に傾斜せず、ものごとの本質に迫る本が21冊紹介されている。楠木建さんの読書スタイルや思考にも触れることができると共に、彼ならではでの文体が楽しい。中でも興味を惹かれる本が三冊あり、さっそくネット注文した。
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楠木先生の成功者たちを事例とした「競争戦略」は、とてもユニークであり、常に自分の会社のマネジメントに取り込んでいる。
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楠木さんの考え方が好き!
その考え方を読書レビューとともに拝読できる一冊。
読みたい本探すよりも、考え方を浴びるの要素が個人的には強かったです。
⚫︎気になったところ、思ったところ
・スキルを磨くことも大事だとは思うけど、ただ英語が喋れても、ただ簿記の資格持ってても、それだけでなくて、最終的にはその人のスタイルによって、信頼とか仕事頼みたいなとか決まるよねと同感。自分のスタイルつけていきたいよね。芸風というか。
・好きを仕事にする、は私には難しそうだけど、仕事の中の好きを見つけて、熱中できるくらい楽しみたいなと思った。楽しんでる人についてきたいよなって思うもんな。面白がれる人間になりたいもんですね。
・人の日記を読めばその人の正体がわかる……今まで歴史とかって苦手だったけど、その時代の日記を読めば、徐々に生活が見えてきて楽しめそうと思った。読みたい本リスト増えた!!
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skillではなくセンス、様々な分野の書籍を通じて「戦略」を具現化していった人間の軌跡を追うという、他のビジネス書とは一線を画すスタイルが面白い。しかも対象の書籍はビジネス書に限らない。建築、歴史、果ては喜劇まで、縦横無尽に各界の「戦略」の秀逸さを論じている。
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ちょっと決め付けすぎな所は個人的に共感できなかったが
天正遣欧少年使節やライフネット生命のネタはとても面白かった。 -
読書家で知られる経営学者・楠木建氏の書評本。様々なジャンルの名著を読むことで、著者の優れた思考を追体験したり、各本に共通する生き方や経営の真理のようなものを演繹法的に導き出そうとする読書法、選書にワクワクする。
(推薦者:マツ子@サポーター)
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