エンプティー・チェア 上 (文春文庫) [Kindle]

制作 : 池田 真紀子 
  • 文藝春秋
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  • リンカーン・ライム・シリーズ3作目。
    ライムの手術のためにアメリアとトムとノースカロライナへ。
    そこで前作で活躍したベルのいとこの保安官から誘拐事件への捜査の協力要請を受ける。
    誘拐犯は地元の嫌われ者の昆虫少年。この少年を目の敵にする大人達。
    この構図の中でライムとサックスは見事に事件を解決。
    めでたし!めでたし!という内容ではあるのだが、事件はここから思わぬ方向に発展していく。
    少年と交流する中で直感として少年の無罪を信じるサックスが少年を連れて脱獄。
    この裏には大きな陰謀が渦巻いている。
    保安官たちの追跡の途中、事故でその中の一人を殺してしまうサックス。
    監禁場所への襲撃、保安官補との確執。ライム、トム、サックスのピンチがあるが、主人公は生き延びるもの。
    その後、捕まって投獄され、訴追されるサックス。
    ここから卑劣な手段を駆使して、地域を食い物にする人々の群れが明らかになる。
    正義より、縁故や金を大事にする閉じた地域の異常さが明らかになっていく。
    それに対抗するライムや正義を貫く人々との対決が見所。
    ライムは仕込みや手段を駆使して、乗り切る。
    お馴染みのデルレイの登場などで巨悪を白日の下に晒すライムは最高。
    最初の事件解決があまりにも早かったために、どうなることかと思ったが、このシリーズは飽きさせない仕掛けが満載で楽しくなる。
    もちろん、サックスは無事釈放です。

    因みに、タイトルのエンプティ・チェアは対象者の正面に空のいすを置いて、そこに特定の人物がいるように思ってもらい、その人に対象者の心の内を語りかけてもらう精神科医の手法らしい。

  • リンカーン第3弾。
    見知らぬ土地での事件、容疑者は少年。
    ハンディキャップ戦といったところ。
    数々の伏線が散りばめられて後半へ。
    アメリアもなかなか勝手な性格だわー。

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