urarinchoさんの感想
2015年5月4日
ガンダムフェアで購入・積読状態だったものです。ファーストガンダムの裏で、こんな事件があったのかも、というスピンオフ?的なストーリー。様々な人間模様の中、見え隠れするそれぞれの思惑みたいな、なかなかの人間ドラマでした。ロボット好きの私としてはMS戦があまりないのは残念でしたがそんな中でも、一番のシーンは最後のランスとフィーリウスの一騎打ち。そして、最後、ランスの言葉と、「譲られた」と膝を抱えるフィーリウスが良かったなあ。 アリシアがよくわからんかったなあ。最後、ア・バオア・クー陥落の報せが全然届かなかったというのはあり得るんかなぁ?ギレン付きの秘書官が情報を聞くのがそんな後になるのかなぁ。 最後はパタパタとセリフで説明。主人公のレオポルト・フィーゼラーは結局巻き込まれただけ?最後に議員になっちゃうとか、結局は姪っ子エーリスとおじいさんが黒幕か?なんてところが、少々スッキリしませんでしたが。 なんにせよ、しっかりとしたストーリーで、映画のような展開は楽しめました。 さて、しばらくガンダムマンガが続くかな。
漫画家。1998年「月刊少年エース」にてデビュー。代表作はアニメ化もされた『蒼き鋼のアルペジオ』、『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』など。「月刊ヤングマガジン」で連載していた『機動戦士ガンダムTwilight AXIS』の原案監修も務める。 「2019年 『SDガンダムスペシャルアンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」