月とにほんご 中国嫁日本語学校日記 (―) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 「お金持ち嫌ても貧乏なの変わらないデショ」

    「そもそもそのような質問に端的に答えるのは学問的にはあまりヨロシクないのですよ。~~学問的には~~例をたくさん集めて…その結果を比較してやっと最後に『これは…こうかな?』と推測できるもので…それをクイズの答えのように解答すると…まるで唯一絶対の答えがあるように思われるでしょ~~よくないですね~~本当はそんなものないですよ~~」

    「といいますか正直ネイティブ(日本人)が区別しないことを試験に出す試験問題の方が悪いと思いますね~~」

    「もし本当に日本語に『正解』があったとしてもそれはリアルタイムで『変化』してしまうんですよ」
    「どれが間違っているわけでもなく その時代ごとに正解 それが言葉です」

    ヴィドゲンシュタインさんとか言葉とかたまに考える。空間が広くなった感じがしてとても好きなんだけど位置を定める為に好きなものを選ぶようにしている。日本は『二ホン』が好きだし、太陽は黄色で塗りたい。

    「「手紙」は中国ではトイレットペーパーのコトデスヨ。「娘」が若い女の子を指すのも変デス。「娘」はお母さんのコト。「勉強」も学ぶあまり関係ナイデス。ムリをしてつめ込むコトデスネ。学ぶコトは「学習」」

  •  中国嫁日記に比べ、月さんのキャラクターが薄いというか、なんか全体的な構成が悪い気がする。盛り上がるべきところに盛り上がりがないというか。
     4コマの漫画の日常系じゃないからそう感じるのかも。

     あと、日本語についての疑問聞く割に掘り下げが低い+月さんのリアクションが薄いような気もする。もしかして編集に言われるがまま描いた系?

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著者プロフィール

漫画家、TRPGデザイナー。玩具会社「銀十字社」代表取締役。1970年、宮崎県生まれ。1990年代からTRPG制作を開始。また2010年からブログにて連載した20代中国嫁と40代オタ夫である自身の日常を描いたエッセイ漫画『中国嫁日記』が、KADOKAWAより書籍化されベストセラーとなる。他の著書に、中国嫁・月サンが通う日本語学校の日常を描く『月とにほんご 中国嫁日本語学校日記』、月サンの「お金に関する素朴な疑問」に答える経済マンガ『キミのお金はどこに消えるのか』(ともにKADOKAWA)などがある。

「2023年 『逆資本論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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