天使と悪魔(下) (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 隠された反物質は見つからず、教皇候補が次々と殺されていく。

    おもしろかった。
    作品に出てくる建築物の意匠なんかは記述通りなんだろうから、整合性の持たせ方というか、ねつ造っぷりがすさまじい。
    いや、もしかして事実なんだろうか。

  • タイムリミット型サスペンス。バチカン市国を破滅させる反物質が爆発する深夜12時までの大冒険活劇。ローマ市内に隠された様々な仕掛け。サン・ピエトロ大聖堂、システィーナ礼拝堂、パンテオン、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会、バルベリーニ広場、ナヴォーナ広場など絢爛たるローマ市の名跡。コンクラーベの黒煙。カメルレンゴの孤軍奮闘。イルミナティの暗躍。文庫本で上中下と厚い作品だが、楽しく、わくわくしながら読めた。よく出来た娯楽小説だが、設定が荒唐無稽すぎる割には展開が終盤以前に読めてしまった。ただ、それはそれで良いかもしれない。お勧めの西洋版立川文庫。

  • 科学、宗教、歴史、芸術あたりの知的好奇心をくすぐられる本。けどくすぐられるだけで、この本から直接学ぶ事はあまり多くない。だからこの人の本はいつも解説本が出るのか。

    お話の展開は興行映画の王道。アクションつきサスペンス映画か火曜サスペンス『ローマ・バチカン、枢機卿連続殺人事件』という感じ。
    科学と宗教が辿ってきた歴史などちついては深いところまで書かれており、いろんな意味で考えさせられた。何よりカメルレンゴの「宗教と科学の対立」に関する演説は生々しくて惹きつけられた。いつかここだけ読み返そうと思う。

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プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

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