私がマッキンゼーを辞めた理由 ―自分の人生を切り拓く決断力― (角川書店単行本) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • いくら優秀な人でも環境(会社)が合わなければ本領を発揮できないことがよく分かった。読んだ限りでは著者はかなり「普通の感覚」を持っている人で、周りが異常だったのだと思う。超エリート→芸人になるってある意味マッキンゼーに入るより凄いのではないかと思った。

  • 普通の人生を歩んでいた人が、他人の目や世間体というしがらみを断ち切る時の葛藤が赤裸々に書いてある。そして一度そこを突っ切った後に見えることも書いてある。世の中に何となく敷かれている、ような気がする、レールに違和感を覚えながら乗り続けている人におすすめの一冊。

  • ・マッキンゼーでは「即断・即決・即行動」のマインドセットがある。
    ・他人の力を借りるのが基本。他人が出来る事は他人に依頼する。
    ・自分のスタンス(=主張)をはっきりさせること。
    ・行動すれば、最低でもゼロ。行動しなければ、かならずゼロ。

  • コンサル→お笑い芸人に転身した決断を描く。
    妻の本棚から借りて久々に読破。決断の際にはロジック以外の要素の大切さを感じた。一方、Whyお笑い芸人の部分についてはもう少しページを割いてもよかった気がした。

  •  居心地のいい場所にとどまらない、チャレンジあるのみ。でないと成長が止まる、危ない
     自分のやることに、自信、信念を持って堂々とする
     画一的にいいものを信じない、自分にとって要・不要を常に考え取捨選択すること、他人は不要、自分だけを見て行動する

  • 面白かった

  • マッキンゼーをやめてお笑い芸人になったヒトの話。
    特に面白い話はなかったけれどこういう世界もあるんだなぁという感じ。外資っぽさってのは個々にあるんだろうな。きっと。

  • 東大→東大院→マッキンゼー→お笑い芸人

    という奇特な人生を送っている石井さんの本。

    印象に残ったことは、「自分は世の中の価値観に振り回されていた、と思っていましたが、結局自分を雁字搦めにして、自分を窮地に追いやっていたのは、学歴でもマッキンゼーでもなく自分の認識でした。」
    という一節。

    「幸せは自分の心が決める」ということだろう。
    自分の心の奥底は自分しか覗けず、そして自分の価値観というのも自分でしか探せない。自分の認識が自分を縛る。それを開放するのも自分。

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著者プロフィール

お笑い芸人
1983年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、同大学院修了。2008年、経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパン入社。
お笑い芸人になることを志し、2009年夏に退社。同年10月、芸能事務所ワタナベエンターテインメントのお笑い芸人養成所ワタナベコメディスクールに11期生として入学。現在、ワタナベエンターテインメント所属のお笑い芸人として活動中。2016年には、米大統領候補ヒラリー・クリントン氏のものまねが人気を博した。
TOEIC®990点、英検1級。

「2018年 『キャリアを手放す勇気』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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