エタと非人と普通人の感想・レビュー・書評
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■書名
書名:エタと非人と普通人 [Kindle版]
著者:喜田 貞吉
■概要
江戸時代の人間関係について記載した一冊
■感想
短い文章だけど、身分制度の問題点について触れられた一冊。
ただし、具体的な解決策は提示されない。
こうあるべきという考えが提示されているだけ。
この問題点は、実は、今の日本にもそのまま当てはまる部分は
ある。
まあ、個人の努力次第だけど、ここにっ記載されている問題点を言
い訳にしている人間も数多くいると思う。
■自分がこの作品のPOPを作るとしたら?(最大5行)
今の時代にも当てはまる身分制度の考察。
日本にいる限りは、他人ごとではない。
■気になった点
・しかるに徳川太平の代は、一旦定まった社会の秩序の変更を容易
に許さなかった。落伍者の子孫は永く落伍者としてそのままに存
置された。一旦エタの仲間として認められたものは永久に足洗を
して平民となることを許されなかった。
・過去に於いて落伍者の子孫必ずしも落伍者ではなかった。そして
現在に於いて、また将来に於いて、必ず同様であらねばならぬ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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- とかげのしっぽ
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- kokutou
- 2016年2月19日に登録
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- からべー
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- 紅緒
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