三国志 04 草莽の巻 [Kindle]

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  • 2013年10月22日発売
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感想・レビュー・書評

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  • ・4/20 読了.広い中国のことだから地図が無いと土地勘がピンと来ない。ただ方角や配置が分かっても今度は距離感がいまいち分からないんだけどね.日本の戦国時代と違って土着せずに都や領地を求めて次々と移動していくところがモンゴルのような遊牧民のような感じに見える.

  • 前巻で漢王朝はほぼ壊滅状態に陥るが、それでも皇帝の権威には利用価値がある。幼少の皇帝を拉致しようと、地方豪族たちの争奪戦がはじまり、最後にそれを制したのは曹操。皇帝の後見人として、次々と領土を拡大する。その合間に未亡人とやることもやる。

    一方、中国南部では孫策が台頭。怖いもの知らずの若さを武器に頭の硬い老君主たちを制圧する。そして、劉備はクソ真面目さだけがとりえで、義兄弟の張飛に振り回され、常に不安定な身分。

    そんな三国志の主要3メンバーの中に割り込もうとするのが、呂布。しかし、彼の優柔不断な性格が災い。昨日の敵が今日の友になったりと、ポリシーが一貫しない。劉備に対して、敵になりたいのか味方になりたいのかはっきりしてくれ。結果、部下にも見放され、破滅の道を突っ走るのもやむを得ないか。

    と、劉備と呂布のシーソーゲームが繰り広げられる一方で、自らの目玉を食べてしまう夏候惇、自分の妻を鍋で煮込んた料理で劉備をもてなす庶民など、いかにもえげつない中国っぽい美談も挿入される。

  • 孫策登場。小覇王。
    劉備の国が呂布に乗っ取られる。
    曹操と劉備で、呂布を追い込む。

    戦いにおいて、けっこう死ぬのね。
    人間の命はあっけないなあ。
    領土を奪いあうこと、覇を極めんとする者たちの争いは、メシを食うためなのか、武士たちの命をこうも使ってしまうものなのかと、寂しくなる。
    争いはなくしたいなあ。

  • あくまでも帝位は血筋に由来する。
    本巻は、武力に追われ逃げ惑う帝の悲劇から始まります。そして遂に曹操の元に辿り着く。長い曹操による支配が始まるのです。

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プロフィール

1892年、神奈川県生まれ。1921年、東京毎夕新聞に入社。その後、関東大震災を機に本格的な作家活動に入る。1960年、文化勲章受章。62年、永逝。著書に『宮本武蔵』『新書太閤記』『三国志』など多数。

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