限界集落株式会社 [Kindle]

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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (310ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 「限界集落株式会社」(黒野伸一 )[電子書籍版]を読んだ。面白いんだけど、『簡単にいろいろうまくいきすぎなのでは感』を拭えない。
    あ、いや、だから最初にも書いたけど、面白いんですよ。

  • 黒野さんの鍵屋の小説が面白かったので、続けて読んでみました。

    数年前にNHKでドラマ化された物語ですよね。ドラマのストーリーも登場人物も、あんまり覚えていなかったけど、小説を読んでいるうちに「あ、ドラマのほうは、大まかな設定だけを利用した、別の物語だったのね」と気が付きました。

    若者が流出し、農業としても衰退の一途をたどる村の再生物語を、軽快なテンポで描いていて、後味の良い小説でした。

    小説では、多岐川優(都会からやってきたコンサル青年)、正登(農家…といっても数年前に村に戻ってきた)、美穂(正登の娘)の3人の視点で入れ代わり立ち代わり記述される形式。視点が3つあるので、いろいろな側面から物語を見つめることになるのだけれど、微妙に踏み込みが浅かったような気もする、かな? うん、でも、面白かった。


    続編が出ているらしいので、読んでみよう。

  • 限界集落を今までの経験と勉強から立て直そうとする話。
    田舎と都会の価値観の違い、価値観の違いを埋めるリーダーシップと行動力。
    一つの村の発展がユーモアや涙を交えながら、いろんな人の視点で書かれている。

  • テレビの「限界集落株式会社」を見て読み始めた。
    でも、テレビのそれとは別物。
    最初はかたくなな美穂にいらだつ。
    ビジネスとして盛り上がり成功するところは、もう少ししっかり描いてほしい。
    その方が、その後の危機との落差が際立つと思う。
    危機を乗り越えるあたりは、少々お手盛り。
    もう少し深みが欲しかった。

  • こないだまで観ていたNHKドラマがすばらしかったので、
    原作を読んでみた。先に映像観ちゃったからどうかなぁ、とか思って
    いたのだけど・・・。

    ドラマとは全然内容が違います。
    同じなのは一部の登場人物の名前だけで、ストーリーから構成から
    全部違う(^^;)。逆にドラマで善人だった人たちがほぼ全員悪役だっ
    たりするもんだから、かなり混乱。NHKのはこれが原案のオリジナル
    ドラマだったんだな、と納得。

    で、こちらの小説版の方もそれなりに面白かった。
    状況はドラマと同等なのだが、文章から悲壮感が殆ど見えないポップ
    な展開。しかし、限界集落の烙印を押された村がダイナミックに再生
    して行く様はやはり痛快で、幸せなラストにほっこりさせてもらった。

    ・・・しかし。
    ハッキリ言ってどっちがドキドキしたかと言えばドラマの方かも。
    いわゆる苦労するターンの描写が足りていないから、ちょっと物足り
    なさが残った。先にコレを読んでれば違った感想になるんだろうなぁ、
    きっと。

    とは言え、清涼感溢れる佳作であることは間違い無い。
    続編は読んでみたいな、コレの。

  • 面白いテーマ。
    なんとなくもっとドロドロしたのを期待していたが、割りとあっさり。
    昔ながらの集落への悪イメージ?

  • 「小説」としては全然だめ。登場人物は類型的だし、ストーリーは陳腐。なにより人間が描けていない。心境の変化にいたる描写がお粗末なので、リアリティがないのだ。
    しかし、「小説仕立ての企画書」として読めば、それなりにリアリティをもって読むことができる。

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プロフィール

1959年神奈川県生まれ。2006年、『ア・ハッピーファミリー』で第1回「きらら」文学賞を受賞し、作家デビュー。2011年刊行の『限界集落株式会社』はNHKで2015年にドラマ化され、話題に。

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