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- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988105102385
感想・レビュー・書評
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チャップマンの自伝をアニメ映画化したもの。
全編に流れるナレーションおよび彼自身の台詞は、
彼が無くなる3年前に録音されていたもの、との事。
彼の生い立ち、学生時代からコメディライター、
そしてコメディアンとしての来歴と
そのただれた性生活について赤裸々に描いた…といった所か。
各所にモンティ・パイソンメンバーが声優として参加。
エリック・アイドルだけ出ていなかったそうだが、何か理由はあるのかな。
やはり盟友、といっていいのか、ジョン・クリーズとのエピソードが多かったですな。
ライター時代のイビサ島での話は、なかなか微笑ましい。
また、所々にはパイソンのスケッチも挿入されている。
チャップマン葬儀の席のクリーズのスピーチ、
それを聞いて笑うメンバーたちの顔は相変わらず素晴らしい。
寂しいけど悲しくなく…。
ただ、本作の見所は何と言っても各種アニメ。
様々な表現の仕方があるんだなーと。
3D映画としても上映されたらしいが、それも見てみたかったな。
なかなかサイケだったり、POV形式だったり、各シーンで趣向が凝らされていて面白い。
チャップマンの一人芸、「1人レスリング」を幻想的なアニメにしたのも一見の価値ありか。
ただ、まぁ自伝だからね。基本的にはそんな面白いもんじゃない。
ナレーションで淡々と進む感じも、抑揚が無いとも言える。
なのでコレはまぁ、モンティ・パイソンファンが見て彼を懐かしむ、位の立ち居地なのかなーと。詳細をみるコメント0件をすべて表示