仕事に必要なことはすべて映画で学べる [Kindle]

著者 :
  • 日経BP社
4.25
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • 本棚登録 :7
  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (95ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ○引用
    「優れた映画ほど人間や社会の本質に迫る教訓がある」

    「傾向と対策だけで人生の勝利者になれるわけがない」

    「迷いもしない人間の言うことを信用するな」

    「聞いた時点で実は終わっている。アドバイスは余計なことであって、聞いてあげることが一番大事」

    「企業人もテーマがある人とない人とでは、成長のスピードも違うし、かつ幸不幸も違うと思います。テーマがある人は別にどこにいたってそのテーマを追いかけているから幸せです」

    「何をやったら自分が幸せになるか、何をやったら自分の大事な人が幸せになるか、結局はそこに帰る。ただの野望や妄想は人生のテーマにならない」

    「ただ漫然と映画を見るだけで「人間に関する教養」が自動的に身につくわけではありません。かつての芝居小屋や寄席に「通」と呼ばれた人たちがいたように、映画を見ることの「通」もまた存在します。~中略~映画を十分に味わい、他人の人生から教訓を学ぶためにも、訓練というものは必要です。」

    「映画は「語る」ことによってしか上達しません。映画は「語る」ことによってのみ「見た」という事実を確定できるからです。そして映画をより巧みに語るためには、実は「人間に関する教養」が必須でもあるのです」

  • ≪組織の中でも、まず自らの「勝利条件」を設定し、達成のために何をどこまで犠牲にできるべきかを考える≫

    日経ビジネスオンラインでの連載「勝つために見る映画( http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20120614/233355/ )」をまとめた本。
    本を購入する前に、1話だけオンラインで読んでみたらとても面白くて、手元に置いておきたくなってしまいました。

    一言で本書の感想を書くと、「中間管理職のための映画論」または「映画を通して語る勝負論」というもの。

    日経ビジネスの連載記事にも書かれているけど、”物づくりをしている人間やこれからそこを目指そうとしている人間は、押井さんの語る言葉にすごく魅かれる”これ、すごくよくわかる。
    この本の本来のターゲット、中間管理職の人以外にも
    ものを作っている人
    楽器の演奏している人
    絵を描いている人、などにも響く言葉なんじゃないかなと思う。

    中間管理職向けらしく(?)人を動かす時の表現についてもたくさん言及されていて、

    ≪これは映画監督も一緒です。「仕事だから」とつらいことや理不尽なことを強制したら、だいたい誰だって嫌がって反発しますよね。だけどそこで、「やってもやらなくてもいいんだけど、あなたの生き方としてはどうなのよ?」とか「技術者としてのあなたはそれをやらないことについてどう思う?」とかいう言い方をすると、必ずその人のプライドが出る。つまり、自分の意地を見せようとする。それは誰でも本能的に持っている部分でしょう。≫

    こういうの、すごくうまいなと思う。

    ≪自分の実人生の引き出しなんて全然足りない。フィクションで自分の引き出しを増やすことなしに、十全に生きるということは人間には許されていません。≫

    ≪「映画の正体」を知りたい≫という一心で映画を作り続けている押井監督。
    その監督が言うように、自分の引き出しを増やしていけるよう、本や映画などのフィクションを楽しんでいきたいと思います。


    【本書で紹介されている映画】
    飛べ!フェニックス
    マネーボール
    頭上の敵機
    機動警察パトレイバー 2 the Movie
    裏切りのサーカス
    プライベート・ライアン
    田園に死す
    007 スカイフォール
    ロンゲスト・ヤード

  • 映画を見ることは、そこから人間の在り方を学ぶことである。そういうメッセージが込めれられていない映画は映画とはいえない(のかもしれない)。

    この本で紹介される仕事とは、上司と部下に挟まれた立場、いわゆる中間管理職の振る舞いである。人生のミッションと仕事のミッションを結びつけ、上司を転がし、部下を動かす術を映画から学ぶ。その見方のサンプルを提示している。まずはここで紹介されている映画を見てみたいところ。

全3件中 1 - 3件を表示

仕事に必要なことはすべて映画で学べるのその他の作品

押井守の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

仕事に必要なことはすべて映画で学べるはこんな電子書籍です

外部サイトの商品情報・レビュー

仕事に必要なことはすべて映画で学べるを本棚に登録しているひと

ツイートする