翔ぶが如く 文庫 全10巻 完結セット (文春文庫)

  • 2002年発売
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感想・レビュー・書評

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  • 素晴らしいの一言。大久保利通、西郷隆盛、木戸孝允、山形有朋、、、明治維新と明治建国の功労者たちの実像をまざまざと垣間見せてくれる最高の書です。明治がこんなに面白いのなら、真面目に明治期の大河ドラマをきちんと見ておけば良かったと後悔しました。それにしても司馬遼太郎は面白い。そう思う歳になっただけかも知れませんが。。。

  • こんばんは。

    歴史小説が好きで、特に司馬遼太郎のファンです。

    司馬先生の大河長編小説と言えば、坂本龍馬を主人公とした幕末を描いた『竜馬がゆく』が有名ですが、私は、明治初期の西郷隆盛と大久保利通を描いた『翔ぶが如く』をよく今でも読んでます。

    「明治6年の政変」で、何故「明治維新最大の功労者」西郷隆盛が、下野する事になり、最終的に戦に巻き込まれたのか?

    大久保利通が、士族の怨みを買ってまで、断行した「政策、信念、護ろうとした物」は何だったのか?

    西郷の弟子達の中で、村田新八、永山弥一郎、西郷小兵衛等が何故、率兵上京に反対だったのか?

    など、かなり長編(文庫本:1~10巻)ですが、読み応え抜群でした(^_^)

  •  明日より熊本に旅行に行くため久しぶりに再読しました。西南戦争と言えば、やはり司馬遼太郎の本書を手にとってしまいます。しかし職場の若者に『田原坂の戦い』と聞いても誰も知りません。試みに子供の歴史教科書『詳説日本史B』(山川出版社)を開いて見ると、西南戦争の記述はたった四行で、田原坂の田の字も有りません…。しかしその後の歴史に大きな影響を与えた、最後の内戦でした。世界最強の兵士である薩摩武士を相手に、熊本城に籠城した土佐の谷干城は、裏切りかねない薩摩武士と農兵の鎮台兵を良くまとめて50日を耐えました。また田原坂では、逆に薩摩武士が多くの堡塁を築いて、兵器に勝る政府軍を食い止めていました。狭い戦場に、一日に30万発の銃弾が飛び交う、世界でも例の無い近代戦でした。銃器の劣勢や銃弾不足の薩摩は示現流の切り込みを行い、政府軍も武士から選抜した抜刀隊で対抗します。
     また西郷に味方したのは各地の不平士族だけでは無く、熊本の協同隊は民権派でした。西郷を担いでまず政府を転覆し、その後自分たちの政府を作るつもりだったとのこと。
     今読んでも、他にも多くのことに気づいて、そして考えさせられる大作です。

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翔ぶが如く 文庫 全10巻 完結セット (文春文庫)はこんな本です

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