盾の勇者の成り上がり 1【電子版書き下ろし付】 (MFブックス) [Kindle]
- KADOKAWA (2013年11月28日発売)


- Amazon.co.jp ・電子書籍 (334ページ)
感想・レビュー・書評
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アニメの二期が気になる!
「成長は痛みを伴う」
だけど、みんな痛みは嫌い
痛みを避け続ける、何もしない
→成長を拒否する事になる
→心身の機能低下
→廃用症候群
必要のない痛みはいらない
一方で必要のある痛みも存在する
主人公が逆境の中でも強く生きる物語詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アニメ5話までを見た状態での感想です。
やっぱり異世界に飛ばされて一人旅になるまでがつら過ぎる……ので、アニメで見たからと自分に言い訳をしつつそこは斜め読みしてしまいました。
異世界転生をした主人公が美少女奴隷を人並みに扱うことによって懐かれる、という何百回も見たお約束の展開ですが、王道大好きなのでそこは何千回目だろうと微笑ましいです。アニメではだいぶカットされていましたが、ラフタリアの夜泣きと病はけっこう深刻だったのですね…。ラフタリアを育成しながら武器屋の親父さんとも何気に親睦を深めていますね。商人と気が合うタイプの主人公、良いと思います。
タイトル通り盾の勇者を成り上がらせるためにはまずどん底まで突き落とす必要があるわけですが、それにしても尚文とラフタリア以外の主要キャラがわかりやすくクズい人間であることが強調されまくってますね。国王の娘も国王自身も私情で動きまくっていて、巻末の短編では槍の勇者の頭がだいぶお花畑で、さすがに尚文一行以外を無能に書き過ぎでは…?と思わなくもなかったり。まぁそこはライトノベルなので、主人公の活躍に注目してその他の細かい部分には目をつぶるのが一番の楽しみ方と割り切ります。まだ1巻で、現在21巻まで出ているのでこの先脇役達にも変化があるはずと期待します。
二十歳のニートにはつらすぎる仕打ちの連続ですが、それでも死ぬ方法ではなく生き残る方法を考える尚文が本当にたくましい。やさぐれはしても十分メンタルが強いです。
尚文以上に心身ともにめきめき成長していくラフタリアの健気さに読者である私まで救われた気分です。ラフタリアが絶対に尚文を裏切らないし疑わないキャラクターでなかったら読むのを途中でリタイアしていました。これから先に一時的としてもラフタリアまで尚文から離れる展開があったらと思うと想像だけで胃が痛い。
書き下ろしの旗の話は笑いました。尚文の天然が炸裂している上に、人間不信になってはいてもやっぱりいいやつなんだなぁと行動や思考の端々から感じられて和みました。
後半では役に立たなくなると言われている盾でどのように成り上がっていくのか、続きが楽しみです。 -
小説家になろう発の異世界転生ファンタジー
数多ある異世界転生もので訳のわからない世界に送り込まれてどうしたらいいの?という逆境はままあるが、本作ではさらに味方にも裏切られ、金も名誉も何もかも失う逆境中逆境で始まるストーリー。
1巻は誰も信じられなくなったナオフミが奴隷のラフタリアを仲間に入れ、勇者召喚の理由となっていた最初の『波』を乗り越え、奴隷であったラフタリアに心癒されたところまで。 -
なかなか面白かったよ.
異世界に召喚された4人の日本人.
それぞれ剣,弓,槍,盾の固定装備で.
で,盾の勇者になった青年が盾のせいで武器を装備できず・・・.
更に仲間にした女がクソビッチで嵌められた挙句に
強姦魔の汚名まで着せられて・・・.
で,裏切らない奴隷を購入して育成,攻撃担当に.
この世界の人間たちはアレだなぁ.
商売人だけがマトモなんじゃないか?
ほかのみんなは性格悪そうだよな.てか悪いよね.
武器屋の親父とか薬屋の親父とか.
結局,「信じられるのは金」って事ですね.
あと奴隷ちゃんが可愛いわー.
レベルアップで急成長している感じがファンタジーだけども.
アネコ・ユサギの作品





