- Amazon.co.jp ・電子書籍 (328ページ)
感想・レビュー・書評
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ちょっと自分には合わなかった
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青い星まで飛んでいけ
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ううん、凡作にしか思えない。
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短編が進むつれ、人類の変化がより高度な状態に変化していく。
異なる惑星での低重力下での生活
物質から解放され情報による総体となった人間
複数の機械からなる船団で形成される1つの意思。
「青い星まで飛んでいけ」では既に人類はハードとソフトという概念で構成される機械になっている。一方でその機械が、ある意味でまだ人間足りえていないという事。
未来の人類の1つの在り方だが、今の人類の感覚からすると何か足りてない。1つの生命体として考えるなら、現代の人より遥かに高度であるのに。
環境が宇宙に代わり、肉体が情報や機械になっても、人間らしさを得るにはそれだけでは駄目なのだと感じさせられる。その欠落を満たすことを、人生で求められている、小説でそれ等を代替する必要性からもそのように感じる。
都市惑星のサエではジョージィが、守るべき肌では情報化したステインレスの住人が、青い星まで飛んでいけではエクスが、人間として何か足りてない存在として描写されている。
それでいて自分達も同じように足りていない事を考えると、その欠落は時代を問わず求められる物であり、 -
SF短編集。
表題作の『青い星まで飛んでいけ』が一番面白かった。下位機械たちのやり取りが楽しそう。時間感覚が狂いそうになるけど。 -
少しずつSFを読むことを覚えたので、ここらで一つ日本のものもと思い、タイトルで買ってみたのだけど、のりの軽さにとてもついていけなかった。この人の本ってみんなこんな感じなのかしら。こういう言葉遣いの本って読んだことなくて、驚愕した。前半頑張ったけど、どんどん耐えられなくなって、途中はパラ見。要は合わなかったんだろう。