敵は海賊・不敵な休暇 [Kindle]

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  • 早川書房
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感想・レビュー・書評

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  • ちょっと精神世界寄りすぎて好みと合わなかった。あんまりサイエンスしていないというか。神林長平らしい作品ではある。

  • 1993年ごろ、創作においてAIトレーナーやそれに類する言葉は用いられただろうか。類する言葉は、学術の世界でAIトレーニングという単語を見知ったと思うが、創作の世界では見た覚えがない。

    本書ではまた野生のAIという表現がある。
    碁や将棋でAIが人類に勝利していた頃は、AIの出力を人類がトレースすることはできないといわれていた。今でもそれが真であるのか確かめていないが、未熟な使い手としてAI製品を見るとウィルスのような野性味を感じる。著者が表現しようとした「野生」とはおそらく異なるであろう。人類に飼いならされていないという点で共通だとしても。


    さて。
    この巻もまた既読であった。読み始めで思い出せず、途中で気づく。前巻もそうだった。
    本巻は水増し感がすごい。前巻のそれが兆候と思えるくらい。
    大風呂敷はともかく、進行もひどい。相手の考えてることをほぼ100%推測し、それを疑わず行動できちゃう。それができることが生き残ってきたタフな海賊であり有能な海賊課刑事であると強いて納得するのもつらい。
    短編がほどよいと思われる。

    そんなことを覚えて、かつて読むのをやめたのだった。

  • 終盤、急にアプロがカッコ良くなってドキドキした、

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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