天獄と地国 [Kindle]

著者 :
  • 早川書房
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感想・レビュー・書評

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  • ロボットSF。作者特有のガッチリした科学描写が、ラノベ的設定や台詞回しで読みやすくなっている印象。ただ頭の中で映像として展開するのは難しかったです。
    短編集に収録されていた話が更に広がりを持って語られるので嬉しかったです。話の展開としても間伸びせずポンポンと進むので一気に読めました。あとがきに書かれていましたが、この作品の設定で別の作品があるようですね、読んでみたいです。ただもう新作は出ないのが残念です。

著者プロフィール

1962年京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。98年「海を見る人」で第10回SFマガジン読者賞国内部門、2014年『アリス殺し』で啓文堂文芸書大賞受賞。その他、『大きな森の小さな密室』『密室・殺人』『肉食屋敷』『ウルトラマンF』『失われた過去と未来の犯罪』『人外サーカス』など著書多数。

「2023年 『人獣細工』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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