STEINS;GATE 無限遠点のアルタイル

4.43
  • (3)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 26
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 4582325378638

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【次元階差のテスティモニー】
    α世界線その後のお話。ここまで救いのないお話も珍しい。世界線の収束に逆らえず,運命に翻弄される主人公たち。ただ,死ぬ定めと分かっていても,別の世界線のために生きていこうという姿はかっこいいです。特に,紅莉栖が早めに逃げることを諦めて次善の策を練ろうとする姿は科学者らしいですね。 私自身も周りに翻弄されることが多いけれども,信念は貫いて生きていきたいです。

  • シュタインズゲートゼロプレイ後、どこまでが新規部分だったのか気になったので読んでみました(前2巻も一緒に読みました)
    ゼロで再現されたエピソードもあれば伏線だけおいてあったエピソードもあったこともわかって満足

  • シュタインズゲート外伝小説の一つ、その三部作の完結編です。紅莉栖を救えなかった世界線のその後の話。泣けます。

  • 「閉時曲線のエピグラフ」「永劫回帰のパンドラ」とタイトルは違うものの、3冊で1つの話で、実質的にこの3冊が「上中下」といった内容でした。
    「STEINS;GATE」は、Webでものすごく面白い話だという評判を見て、PCゲームでプレーしてみたのですが、たしかにタイムパラドクスものの大ファンの僕としては、まさにツボの話でした。出だしが若者おたく用語の羅列だったのはかなりきつかったですが、終盤のサスペンスの盛り上がりは強烈。
    肝心のタイムパラドクスの仕掛けも、SF的にちょっと(かなり?)無理はあるものの勢いで納得させる力があり、おもしろかったです。
    そして、そのゲームではクライマックスを盛り上げるためにあえて端折ってしまっていた部分を、この3冊の本で深く補足してくれたという感じで、ゲームをプレーした身には大満足でした。逆に言えば、まずはゲームかアニメ化かノベライズされた本で、「STEINS;GATE」本編のストーリーをラストまで味わっていなければ、この3冊を読んでもほとんど意味不明だと思います。
    ともあれ、僕にとってのこの本はデイヴィッド・プリンの「ファウンデーションの勝利」を読んだときと似たような爽快感だったと言えるでしょう。(このコメントも、アシモフのファウンデーションシリーズファン以外には、全く意味不明なものでしょうが)

全5件中 1 - 5件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×