- Amazon.co.jp ・電子書籍 (268ページ)
感想・レビュー・書評
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面白いが、大事なことほど小声でささやくが良すぎた。
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人里離れたところある小さな小さな喫茶店
ある日訪れた男は泥棒だった、商売がうまくいかず、借金取りに追われ、家族を失った。
自暴自棄になった彼は強盗に入るがとても人を刺す勇気などない
そんな彼をにこにこもてなすのは店主の老婦人
悪い人には見えなかったという老婦人
夢をもって祈ることで人生は素敵になるという老婦人
男はお礼に職人の腕を生かして丁寧に包丁を研ぐ
お遣いと見せかけて老婦人からの贈り物に彼は前を向く決意をする
自身をうしなっあたり、悩める人たちの心を癒す
虹の岬の小さな喫茶店 -
とても優しいお話
あの章とあの章が良かったって書こうと思ったけど思い返してみるとぜんぶいいお話だなー -
筆者さんの作風を知っていたので、穏やかな気持ちで読みました。良い人しか、出てこなくて、安心。
片思いの話が一番好きです。 -
森沢さんの作品を読むと元気と勇気をもらいます。どんな人も何かを抱えて生きている。捉え方次第で良くも悪くもなる。穏やかに明るくありたい。
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喫茶店を営む悦子の人柄に惹かれて、自分の人生も前向きに考えるお客さんたちのとの交流。
妻を亡くし、幼い娘とのドライブで偶然見つけた悦子のお店に寄って前向きな気持ちになった父。
就活に悩んでいた青年が、自分のやりたいことを見つける瞬間。
借金に追われやけを起こし悦子の店にドロボーに入ったものの、彼女の人柄に助けられてたこと。
会社の重役だったが年齢とともに左遷されることになり、以前より思いを寄せている悦子に伝える気持ちと別れ。
母を自死でなくしてからぐれてしまった自分を見捨てなかった叔母の悦子の存在と、仲たがいしてしまった若き日の友情。
大好きな夫を亡くし、入れ替わりに出会った犬のコタローの存在
そして今の店を開くことになって探し求めていた景色を見つけた悦子の喜び。 -
珈琲と音楽が売りな岬カフェ、ふつうのみんながつくり、つながるお店が舞台の連作短編集。
ネガティブな心が柔らかな真綿で包まれ優しくなでられるような心持ちになるお話。
作中の「生きるって、祈ることなのよ」というやりとりが心にしみた。 -
おばあちゃんが一人で営んでいる小さな岬の喫茶店。
奥さんを亡くした人、就活に行き詰まっている人、定年を迎える人、
が、コーヒーと音楽で癒やされて、新たな人生をを踏み出す本。
悩み事はあるが、切替えていけるいい本でした。
主人公の悦子さんは虹が見えたのかなーー。 -
映画は見ていないが、キャストを知っているので、読みながらその顔が浮かぶ。主人公を演じる役者は、本を読んだ私のイメージとはずいぶん違う。ストーリーは、映画だったら面白いのかも。でも、本だと、それないでしょー、というような、できすぎ感が満載。私の好みではなかった。
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やや、やっぱり。映画化してたんだ。
このキャスティング! わお