ベイジン(上) (幻冬舎文庫) [Kindle]

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  • 幻冬舎
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感想・レビュー・書評

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  • 初めての作家です。世界最大の原発を北京オリンピックで稼働させるために孤軍奮闘する人々を各々の視線で語られる。中国という化け物をねじ伏せて良いものを作ろうとする田嶋氏がかっこいい。中国側の鄧氏も最後は希望を消さないために頑張っておるな。上巻はまだまだ導入という感じかな。読みやすく面白いです。

  • 友人が推していて気になっていた本。

    主人公が複数出てきて、下巻でどのようにストーリーが交わっていくのか楽しみ。

    厳しい環境でも環境を言い訳にせず仕事を前に進めようとする人々がかっこいいなと思った。

    印象的だったのはウィーンのバーで主人公二人が自分の仕事の情熱の根源を話す場面。
    こういうスポコンチックな要素がある本は好きですね。

  • 北京、神戸の情景を思い出しながら読了。
    冒頭の「毎夜それは生まれ、毎夜それは消えるもの-それは、希望。[歌劇トゥーランドット]」が印象的。
    感想は下巻を読んだ段階で書きたいと思うが、2008年の段階で、原発のことについて調査し書けることに驚愕。

  • 上巻の最後の方に盛り上がってきた

  • 最後まで飽きることなく、下巻に突入。

  • 取材をどれだけしたかはわからないが、中国の雰囲気(人間関係、コネ社会)は伝わってくる。自分の感じた中国という国と差は無かった。ぶつ切りで下巻に入ってしまったので、下巻に期待。

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著者プロフィール

1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004年、企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー。映像化された「ハゲタカ」シリーズをはじめ、 『売国』『雨に泣いてる』『コラプティオ』「当確師」シリーズ『標的』『シンドローム』『トリガー』『神域』『ロッキード』『墜落』『タングル』など話題作を発表し続けている。

「2023年 『それでも、陽は昇る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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