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- / ISBN・EAN: 4907953043763
感想・レビュー・書評
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その他の議員はこれを観てどう思うんだろうと、そこが気になる。
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老いは誰にでもくるものだけど、昔活躍した人であればあるほど、目も当てられないというか悲しいというか…撮影技法も最後幻覚の夫が靴を履かずにいなくなるだとか、凝ってると思った。もっと史実に詳しければ内容が面白く感じたかもしれない。
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考えは言葉となり、
言葉は行動となり、
行動は習慣となり、
習慣は人格となり、
人格は運命となる。
学生の頃、私も父からこの言葉を聞いた。
サッチャーの言葉だったのかぁ... -
2012年公開
監督 : フィリダ・ロイド
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かつて鉄の女と呼ばれた女性首相が、過去を回顧していくお話。
人は立場で規定される、というストーリーとして見ていて。役目を終え、静かに老後を過ごす彼女と、回顧のシーンで出てくる女性首相としての彼女が、なにを大事に思い何を背負って生きているのか。まるで別人のようでもあり、そこにはつながった人生のストーリーがあって、それが後悔になっているんだなあと。人は同じ人生を生きることしかできないともいえるし、いくらでも変わることができるともいえる。大切なのは、そのときそのときで、自分にとって何が大切で、そのために何になら耐えるべきなのか。
ヘレン・ミレンの女優魂をとくとご覧あれ。すげえなあと思いました。 -
アマゾンプライムで視聴。
現在と過去が錯綜する中で、サッチャーの人生を垣間見ていくような映画。何かに感動したわけでも、手に汗握ったわけでもないけれど、何となく私も私の人生をがんばろうと思った。 -
労働者階級出身、英国初の女性議員。これは彼女を駆り立てる原動力であり、劣等感の源だった。
劣等感に苛まれていたために、同じ出身階級の人々へ持っていて当然の理解と想像力、そして思いやりを示すことを拒否した。また、「思いやり」や「気持ち」の軽視は、女性を軽視する社会の価値観を彼女自身が自分の物としてとりこみ、苦しんでいたことを示しているように思える。彼女にとって、妥協とは敗北だった。マイノリティにはよくあること、なのかも。
パワフルで、偉大で、疑り深く、頑固で、聞く耳を持たず、社会的な地位を得ても劣等感に苛まれ続けた。矛盾だらけで孤独な女性を、その弱さや欠点故に魅力的に演じきったメリル・ストリープは流石だ。アカデミー賞主演女優賞とメイキャップ賞を取ったのも当然の映画だ。
映画が作られた時はまだ存命だったから、結構美化…というか、手加減して描いていたのかもしれないな。2013年に亡くなった。
公務のために幼かった子ども達と一緒に過ごせる時間を充分に取れなかったことを悔やむ気持ち、そのためだったのか、傍にいてもお互いに分かり合えずにそれぞれの孤独に沈むしかない描写が感動的だった。
ただ…戦争とナショナリズムのお陰で、支持率が上昇して、経済も回復した展開はなんだか複雑だった。ただの史実だけど。…EUとイギリスとこれから先の世界は一体どうなるんだろう…。日本だって貧富の差は開き続ける一方だし…。
考えから言葉が生まれ、言葉は行動を促し、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格が運命になる。考えこそが人生を創る。
何をするかが重要だった時代から、力を得ることが優先されるようになった時代へ。 -
若年期のデニス・サッチャー、ハリー・ロイドがキュート。
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クソつまらなかった。
実際の映像交えてだけど、中途半端だって。
ドキュメンタリー作った方が面白いって、、 -
男勝りの決断力とリーダーシップで“鉄の女”の異名をとった英国初の女性首相マーガレット・サッチャーの人生と知られざる素顔を家族との関わりを軸に描き出していく。メリル・ストリープがアカデミー主演女優賞。