部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない (角川書店単行本) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 論旨が明快でわかりやすい。仕事をするとは、ほとんどの場合、チーム、組織つまり誰かと協力し合うことだ。つまり部下とか上司とかを動かし、自分が動くことになる。そのあたりの機微について、なんとなくそうだよねということを明快にしてくれる感じかな。読んでいて楽しかった。

  • ベイカレントコンサルティング社内の推薦書籍よりリストアップしました。

  • 部下に任せろとは言うが、6割以上求めては行けないという心構えとセットというのは確かにそうだなと思って腹落ちした。

  • 経営者とのしての理念とともに自身のマネジメントの実践に関する信条をコンパクトにまとめた内容となっている。シンプルだがそれ故に考えさせられる。
     この本を手に取ると「あれ、薄い」となると思う。実際物理的にはそうなのだがこの3倍もあるような本を読むよりはよほど役に立つと思われる。
     理由としてはあまたあるマネジメントのあるあると一切取り払って必要最小限の内容に収めたこと、その切り取ったことにより何が大事かという価値観があらわになっていること、何よりも当人の通常なら隠しておきたいと思われるようなことまで吐露されておりリアルであることにあると思。
     「他者に任せる」のが真髄の本であるが、読者にも役割を与える分の責任を取らせるということなのだろうか、気が抜けない。内容についても笑える箇所がいくつもあり、関西人はやはり侮れないなと改めて思った。

  • 人をまとめる側の考え方、取り組み方を具体的、か つ明快に書いた一冊。 言うは易しだが、実行するのは難しい。。。

  • 至極もっともな話ばかり。小生40代でベンチャー企業を経営しているが、9割方同じような考えを持ってます。
    1割違うとしたらアウトソーシングが重要という点。重要でありコアコンピタンスをアウトソーシングしないなんて誰でもそう考えるだろうけど、そんなに都合のいいアウトソーシングは果たして出来るのか?と疑問。また、仕事ってトータル価値提供できる事に意義があり競争力にも繋がると思うので、トータルマネジメントに時間とコストをかけるほうが合理的ではないか、という点と、自身がDIY好きなので、全部自分でやれた感覚があった方が楽しいな、という点と。
    それもまた自身の未熟さで、まだ任せきれないからでしょうね。もうちょっと任せてみたいところです。

  • 人はそんなに器用ではないので
    プレイヤーとマネージャー同時には出来ない
    プレイヤーからマネージャーになったらマネージャーに徹してプレイヤーに任せる。

    初めは60点で合格を与える。自分で手直しをして80点に引き上げようとしてはいけない。

    餅は餅屋に任せる。
    苦手な事に時間をかけるより得意な人に任せる。
    同じ仕事の質ならスピードが早い方が評価される。

    自分でやった方が早いとやっちゃいがちなので部下を信じ60点でもグッと我慢して合格をあげようと思います。あわせて長所、短所を見抜く洞察力も鍛えようと思いました。

  • 「自分でやる」の延長に「人に任せる」がないことがわかる本

  • なぜ「部下の相談」に乗ってはいけない?
    60歳でライフネット生命保険を起業・成功させた著者が、部下マネジメント論を展開!

    “任せたいのに、任せられない”と嘆く人への特効薬。
    あなたの仕事をラクにする本。

  • 部下を持ったら必ず読む任せ方について、ライフネット生命の出口さんが書いた本。

    出口さんの考えとしては、プレイングマネージャーになってはいけない、プレイヤーとマネージャーというのは明確にやることや仕事が違うので、あくまでプレイヤーなんだったらこの仕事、マネージャーなんだったらマネージャーの仕事というように、別ものとしてあるというような考え方。プレイヤー上がりのプレイングマネージャーがなぜ効率が悪いのか、ちゃんとマネージャーとなるためにどういう風に仕事を任せていくかというのが書かれていた。

    マネージャーが全部を見るのは不可能で、マネージャーの限界ってのもある。その中で大きい組織を動かすのであれば、10人単位とかで階層構造にして行くべきだっていうところは共感した。

    内容としては当たり前のことではあるのだけど、マネージャーとしてあるべき姿について出口さんの考えがまとまっていて非常に分かりやすかった気がします。

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著者プロフィール

出口 治明(でぐち・はるあき):立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年より現職。著書に『全世界史(上・下)』(新潮文庫)、『0から学ぶ「日本史」講義』シリーズ(文春文庫)、『歴史を活かす力』『日本の伸びしろ』(文春新書)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『一気読み世界史』(日経BP)、『ぼくは古典を読み続ける』(光文社)等多数。

「2023年 『人類5000年史Ⅴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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