部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない (角川書店単行本) [Kindle]
- KADOKAWA (2013年11月25日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (157ページ)
感想・レビュー・書評
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論旨が明快でわかりやすい。仕事をするとは、ほとんどの場合、チーム、組織つまり誰かと協力し合うことだ。つまり部下とか上司とかを動かし、自分が動くことになる。そのあたりの機微について、なんとなくそうだよねということを明快にしてくれる感じかな。読んでいて楽しかった。
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部下に任せろとは言うが、6割以上求めては行けないという心構えとセットというのは確かにそうだなと思って腹落ちした。
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人をまとめる側の考え方、取り組み方を具体的、か つ明快に書いた一冊。 言うは易しだが、実行するのは難しい。。。
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人はそんなに器用ではないので
プレイヤーとマネージャー同時には出来ない
プレイヤーからマネージャーになったらマネージャーに徹してプレイヤーに任せる。
初めは60点で合格を与える。自分で手直しをして80点に引き上げようとしてはいけない。
餅は餅屋に任せる。
苦手な事に時間をかけるより得意な人に任せる。
同じ仕事の質ならスピードが早い方が評価される。
自分でやった方が早いとやっちゃいがちなので部下を信じ60点でもグッと我慢して合格をあげようと思います。あわせて長所、短所を見抜く洞察力も鍛えようと思いました。 -
「自分でやる」の延長に「人に任せる」がないことがわかる本
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部下を持ったら必ず読む任せ方について、ライフネット生命の出口さんが書いた本。
出口さんの考えとしては、プレイングマネージャーになってはいけない、プレイヤーとマネージャーというのは明確にやることや仕事が違うので、あくまでプレイヤーなんだったらこの仕事、マネージャーなんだったらマネージャーの仕事というように、別ものとしてあるというような考え方。プレイヤー上がりのプレイングマネージャーがなぜ効率が悪いのか、ちゃんとマネージャーとなるためにどういう風に仕事を任せていくかというのが書かれていた。
マネージャーが全部を見るのは不可能で、マネージャーの限界ってのもある。その中で大きい組織を動かすのであれば、10人単位とかで階層構造にして行くべきだっていうところは共感した。
内容としては当たり前のことではあるのだけど、マネージャーとしてあるべき姿について出口さんの考えがまとまっていて非常に分かりやすかった気がします。