千年ジュリエット 「ハルチカ」シリーズ (角川文庫) [Kindle]

著者 :
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感想・レビュー・書評

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  • 今回は文化祭が舞台。吹奏楽部ももちろん舞台に出るけれどその描写はなく、今回の主役はアメリカ民謡部かな。表題作の「千年ジュリエット」は文化祭の終わりと相まって、寂しさと新たな旅立ちを印象づける話だった。
    毎回思うけど、このシリーズはシリアスとコミカルのバランスが絶妙だな。チカちゃんのやわらか頭を筆頭に風変わりな、だけど他人を慮ることのできる生徒たちに皆救われているのだろうか。

  • (ややネタバレ)
    シリーズ第四弾。ここまででアニメ化なので、これでなんのためらいもなくアニメを見れます。
    さておき。
    前巻は大会がメインでミステリ要素薄めでしたが今回は学園ものの花、文化祭。久しぶりにがっつりミステリ、という感じです。
    さすがに4巻になってくると良くも悪くもある程度作風に慣れてきて、ちょっとマンネリ化してるかな…と感じなくもないです。いや、面白いのは面白かったんですけどね。ただあれかな、ハルタとチカがメインで、他の吹奏楽部のメンバーは今回は影がちょっと薄い感じで、そこが物足りなかったかも。芹澤さんは大活躍だったけど。
    前巻あたりから単なる短編集ではなく短編連作というか、あっちとこっちが繋がって、みたいな仕掛けが入ってきて、その辺は新しく楽しめる部分になってるのかな、と(アニメはそういう部分をばっさり省いたみたいですが)。
    某作のラストの部員の勧誘はさすがに強引ではないかと思います(笑)

  • 2016/2

  • なんだか色んな願いとか思惑とかが込められた特別な文化祭

    並行する時系列上でフランクフルトをパクつくチカちゃんがかわいくて

    千年ジュリエットのマレンがイケメンすぎて、キュンとなった

  •  今回は、文化祭のストーリーがメインで、ハルチカ以外の登場人物が活躍する、どちらかと言えば「番外編」っぽい。でも、全編がうまく表題作に繋がり、笑いあり涙ありの展開もうまい。個人的にはシリーズ1の傑作だと思う。

  • 前半は笑いが止まらないのに後半はまたももうもう。ハルチカシリーズは病と切れない関係…

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著者プロフィール

1973年静岡県生まれ。法政大学卒業。2002年『水の時計』で第22回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。著書に『1/2の騎士』『退出ゲーム』がある。

「2017年 『ハルチカ 初恋ソムリエ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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