志乃ちゃんは自分の名前が言えない [Kindle]

著者 :
  • 太田出版
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感想・レビュー・書評

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  • 自分の弱点やダメな部分も受け入れて行くことが大事
    完璧な人間なんて存在しないのだから

  • みんなと同じに喋れる魔法
    みんなと同じに歌える魔法

  • どもってしまう時の表情やしぐさが細かいので描かれ方が絶妙です。
    志乃ちゃん自体は良い性格しているいい子。普通にいい子。
    吃音症という単語はあえて出さずに描かれていてあとがきからそれはわかるのだが、終わり方も現実味があって良かった。

  • 吃音症の女の子の話だが、そんなに重くなくさらっと読める。
    作者にしては珍しい系統だと思ったが、後書きにて、作者も軽度だが吃音症だったとあり、なるほどと思った。

  •  タイトル通り、吃音JKの話。
     友人の力で壁を乗り越える。
     押見修造作品の中では珍しく(?)終始ほのぼのしていて、読者へストレートに勇気を与える佳品。
     1冊でコンパクトにまとまっているところも良し。
     まあ、歌うときにはどもらないとか周りの友人に恵まれたとか、筋立てとしてはラッキー要素が多すぎるきらいがなきにしもあらず。
     小説で言うと朝井リョウぽい作品。
    (分かる人にだけ分かる「解読結果」——
    『再読。吃音???女の子??話。本編マンガもとても良??????けど、??び読んでもあとがきがそれとはまた違った良さを出して?????』
     ——だそうです。『???』の部分は解読不能)
    2022/08/16
    #3355

  • とても心に響いた。(自分もどもるので)

  • 作者のあとがきで、これはどもりの物語ではない、というようなことが書いてあるけれども、確かに、原因はいろいろかもしれないが、声をなくしていた、自分を表現することに臆病さを感じていた存在が、勇気を出して自分の声を発する、届けようとする、そこには普遍的な感動があると思うし、この漫画がその普遍的な感動に挑もうとしていることも伝わると思う。

  • あとがきがすばらしい

  • 学生時代で話が終わったり、結婚しましたで物語が終わってたなら只のタマネギ漫画。子供の存在とその子の台詞で感動も一入一ランクアップです。

  • そこまでのめり込めなかった。
    テーマ的には、普通かと。

    吃音、かな?

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  • 吃音の女の子。音痴がコンプレックスの友達ができ一緒に音楽を始める。作者自身も吃音で苦労した経験があるそうで、リアルな表現になっていると思う。他のちょっと変態っぽい作風とは打ってかわってとても爽やか。

  • 勢いのある作品だった。

  • 主人公の志乃ちゃんは吃音症で自分の名前が上手く言うことが出来ません。

    そんな志乃ちゃんの言葉にならない言葉を漫画ならではの描写でダイレクトに心に突き刺さってきます。

    1巻で完結するには惜しいですが、1巻で終わらせているからこそメッセージ性も強く感じました。

    良書です。

  • たまに読み返す。

  • 内容もわからずなんとなく題名にひかれてポチッとしてしまったマンガ。
    いいマンガではあるが中々不用意なことは言えないので、感想がなかなか難しい。
    以前某魔法の国のレストランのウェイターさんに同じような方がいた。
    こういう時には時間がかかっても待つべきだという話を聞いたことがある。
    でもこちらは客であるので、つい先回りして言いたいであろうことを予想して言ってしまう。
    別にこちらは迷惑でもないしバカにする気持ちもないですよ。
    それでもスムーズに食事したいと思っちゃうしね。
    ということを思い出して、悶々とした。
    果たしてどうするのが一番正しかったであろうか、いまだに考える時がある。
    いや、むしろそこまで色々考えてしまう方が逆に失礼なのかとも思ったり。
    色々難しい。

  • -

  • 吃音症をテーマにした漫画。作者も同様の症状で悩んでいるそうで、声で情報を伝えることが困難な状況というのは予想以上に辛いんだなと改めて実感

  • 青春ってきっと恥ずかしいことや嫌なことばっかりだから、青くて苦いけど、それでも人生の春。

    しのかよがかわいい。

  • 吃音の女の子の物語。
    作者の押見さん自身が吃音だったそうで、吃音とはどういうものか、そして周りの反応などが丁寧に描かれています。

    涙なしには頁をめくれませんが、最後はとてもほわっとします。

    悪の華とは全然作風が違いますが、良い作品です。

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著者プロフィール

★漫画家。2002年、講談社ちばてつや賞ヤング部門の優秀新人賞を受賞。翌年、別冊ヤングマガジン掲載の『スーパーフライ』にてデビュー。同年より同誌に『アバンギャルド夢子』を連載した後、ヤンマガ本誌にて『デビルエクスタシー』などを連載。2008年より漫画アクションに連載した『漂流ネットカフェ』は、テレビドラマ化された。翌2009年より別冊少年マガジンにて『惡の華』を開始し、大好評連載中。

「2011年 『NEMESIS No.5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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