- Amazon.co.jp ・電子書籍 (152ページ)
感想・レビュー・書評
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いじめられていたヒナ。学校での流れが変わっていくことを感じられる展開の巻。ダメダメだった対応の担任が倒れ、その後担任となった学年主任・国分。「新しい担任のよく通るはっきりした物言いに クラスの中は静まり返った」という場面に、いじめに対して全面的に向き合う大人のきっぱりとした姿勢を感じる。
神は細部に宿るのだ。小さいことも見過ごさない、事に真摯に向き合う大人がどれだけいるのだろう。
桐山の成長も含めて、この漫画には信頼に値する大人が要所要所で出てくる。それがとても魅力的。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
《ーーーこんな所
なにがあったって
生きて卒業さえすれば
私の勝ちだ》
ひなたのいじめ問題。
解決してほんとうによかった。。
宗谷名人との記念対局。どんな戦いになるのか気になります。 -
いじめに打ち勝つ
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ヒットの延長がホームラン。
という考え方がある。
だからホームランは狙ってはいけない。
力んで打ち損じる。
大物狙いはするもんじゃない。
一方、
頂上を目指さなくては、頂上は取れない。
頂上を目指して2番や3番になることはあっても、
2番や3番を目指して頂上に届くことはない。
視点の高さこそが結果を決める。
将棋の世界に君臨する名人。
名人は普通の人間の延長線上にあるのか。
それとも名人になる人は、
もともと違っているのか。
どちらの考え方をすべきだろう。
どちらもあり得るのだろうけど、
どちらの方が可能性が高いのか。
どうやら「3月のライオン」の世界では、
名人は後者のタイプのようだ。
一見爽やかな青年。
それなりに歳は重ねているのに、
少年のように何も知らない雰囲気を保つ。
それでいて将棋盤の前に座れば、
部類の強さを発揮する。
静かに軽やかに、
将棋の海を深く潜っていく。
真っ暗闇の深海を、
息することなく真っすぐ墜ちていく。
その孤高、その高貴さに、
誰も近づくことはできない。
ごくごく普通の青年に見える主人公は、
まだその域にない。
名人との彼我の差は大きい。
名人との戦いの時が迫る。 -
苦しかったいじめ編の完( ´ ▽ ` )ノ
いい先生がいてよかったね( ´ ▽ ` )ノ
まあ、現実はこんなうまくいかないよって意見もあるんだろうけど、理想を描き目標を示すのもマンガ(=フィクション。政治もそうか)の役割だからね( ´ ▽ ` )ノ
とにかくよかった( ´ ▽ ` )ノ
リスポッケ先生も見つかってよかった( ´ ▽ ` )ノ
すっきり、ほのぼの、心が温まった巻( ´ ▽ ` )ノ
そして宗谷名人編のスタート( ´ ▽ ` )ノ
今回まとめ買いしていたのはここまで(>_<)
最新15巻まで出てるのか――コボ版(ブクログにはコボ本を登録できない(?)からKindle版で登録してる)で残り8冊・計4,339円。
近いうち買おう( ´ ▽ ` )ノ
(いま見て気づいたけど、おんなじ本でもコボよりKindle版のほうが各巻1円くらい安いんだな? ただコボならまとめ買いクーポンがあるし……)
ええい、思い切っていま買っちゃえ( ´ ▽ ` )ノ
とりあえず8~11巻まで4冊、クーポン使用で計1928円だった( ´ ▽ ` )ノ
2020/07/28
#1071 -
いじめ問題に画一的解決策はないが、「担任教師が毅然と正邪を分別する」のは一つの理想。
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新人戦で零くんに負けた山崎さんのエピソードではじまる7巻。ひなちゃんの修学旅行もあってキリキリとした空気が張り詰める中でこのエピソード。羽海野さんのこの緩急の付け方にいつもやられる。主人公以外にもちゃんと生活があって、人生がある。ということを思い知らされる。辛い、苦しい、寂しい。そんな桐山君が新人王となったら世界は変わりはじめた。零くんはひなちゃんに救われたけど、自分は国分先生に救われたよ。
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いじめ編終わり。終わらないんだろうけど。最近人に求められてない気がする。ずっと取るに足らないと、お前なんていらないと言われてる気分から抜け出せない。