3月のライオン 3 (ジェッツコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 白泉社
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感想・レビュー・書評

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  • 《桐山のアタマをかち割ってやって欲しいのです》

    この、後のほうを知っているので、ここでの島田さんとの出会いは、本当に大きいなぁと。
    零はほんとに天才なんだと思うけど、勝負の世界ででずっと先輩の島田さんは、同然もっと先を走っているんですね。

  • 2023.06 ピッコマ

    後藤と対決したかったよね。
    でも、島田さんとのよい出会いだよね。

    amzonの本の紹介
    年末にかけて体調を崩していた桐山零だが、三姉妹の献身的な看病を受けて回復する。復調した桐山は因縁の相手・後藤九段と対決すべく、一層の気合いで獅子王戦挑戦者決定トーナメントに挑むのだが…

  • 頼らないと頼れない

  • 最近、オンライン将棋サイトを冷やかしている。
    コンピューター相手だったり、
    その時、ふとネット上で交差する相手だったり、
    駒のやり取りをして、刹那の交流をする。
    将棋を指すのは小学校以来だと思うけれど、
    たぶんあの頃より強くなっているように思う。
    目の前のことだけでなく、
    盤全体を俯瞰して考えられるようになった。
    二手三手と先を見据えて、
    今の手を考えることもできるように。

    ただ攻めばっかりで、
    守りのことがないがしろなのは、
    当時も今も変わらない、反省。
    相手の立場になって考える、というのが大切なのだ。
    何気ない一手に先々の思惑を込めるように、
    相手のさりげない一手にも深謀が隠されている。
    その思惑を見抜けるかどうか。

    自分ならどう考えるか。
    なぜその一手を選んだか。
    自分の思考を通して相手を見つめる。
    相手を通して自分が見える。
    想像もしなかった一手に、
    相手と自分との彼我の差を痛感する。
    自分の想定の範囲内で収まることはまれだ。
    だいたいの場合、自分の想像を超えていく。
    自分が広がるような感覚。
    将棋の世界はどこまでも終わりがない。

  • 年末最後の対局後に体調を崩した零.三姉妹が零を家まで迎えに来て看病.

    トーナメント戦.かつて京子を巡って零をボコボコにした後藤はA級の棋士.トーナメント決勝で当たる後藤の前には,二階堂の兄弟子島田.零は島田より後藤を重視した準備をするも島田に惨敗.色々反省.二階堂は兄弟子島田に零の頭をかち割ってほしいと頼む.

    そんな島田は3番勝負を何とか勝って宗谷名人?への挑戦権を獲得.学校で留年がかかっているところ,担任と放課後理科クラブの協力により留年回避.そこで知った人を頼ること.島田に研究会入りを直訴.

    3姉妹には一度も頼られたことないと邪念に囚われそうになるが,なんとか頑張ってほしい.

  • 頼らないと頼られない

    1人で働きながら暮らすってすごいこと

    自分が遠慮することが、相手に寂しい思いをさせているかもしれない

    ウミノさんのマンガは人の優しさが身に染みる

  •  タダだったから読んでみた( ´ ▽ ` )ノ

     交錯し互いに影響し合う人生模様にただただ圧倒される( ´ ▽ ` )ノ

     故あって昨年末から200冊以上のマンガを読んできたけど、この「3月のライオン」はその中でもトップクラスに特別な作品( ´ ▽ ` )ノ
     続きは定価で買ってでも読もう( ´ ▽ ` )ノ
     現在14巻まで出てるのかな……まあ、まだ何とか追いつける巻数( ´ ▽ ` )ノ
     アニメシーズン2を見たからこの先の展開は知ってるんだけど……あの名人関連の話とか、ひなたちゃんの試練(……圧巻だった)とか、感銘深いエピソードを原作でも改めて読んでみたい( ´ ▽ ` )ノ
    2020/05/04

  • 羽海野チカ『3月のライオン 3』(白泉社、2009年)は林田先生のアドバイスが適切である。桐山零は島田八段に完敗する。落ち込む桐山に林田先生は「落ち込んでいる時に冷たいもの喰っているヤツがあるか」と言う。これは正しい。私も温かい食べ物や飲み物を積極的に摂取するようにしている。体を中から温めることが大切である。
    林田先生は桐山に無理をし過ぎているとも指摘する。「キャパオーバーってあるの どうしても」とキャパシティのオーバーを指摘する。昭和の精神論根性論では、やる気を出して前向きに頑張ることがもてはやされるが、それが悲劇をもたらしてきた。キャパシティを気にする林田先生は教育者として正しい。

  • 風邪をひいて独居で倒れていると、ひなちゃんを始め見に来てくれた。

  • 強がって、大人ぶってる桐山君だけど、川本姉妹の前ではただの普通の男の子に戻るのが、側から見ていて涙が溢れそうになる。は、さておき。「落ち込んでる時に冷たいモノ喰ってるヤツがあるかっ。命取りになるぞ!?あったかいモノをとれ!!」林田先生とあかりさんの世話焼き具合はどこかベクトルが似ている。個人的に林田先生のこのセリフに救われたことがある。「一人じゃ、どうにもならなくなったら誰かに頼れ。ーでないと実は誰もお前にも頼れないんだ」学校に行く意味なんてあるかどうかは不明だが、人との出会いという面では無駄ではない。

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著者プロフィール

東京都出身の漫画家。デビュー作品、 美術大学を舞台にした青春漫画『ハチミツとクローバー』が大ヒットとなり、アニメ化・映画化された。 2007年より『3月のライオン』の連載を開始。 同作はマンガ大賞や講談社漫画賞、手塚治虫文化賞などを受賞した。

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