純平、考え直せ (光文社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 最後にどんなどんでん返しがあるのかな、と読み進めましたが、そう言う意味では期待はずれでした。登場人物はみんなどこか愛すべき人物と言った印象です。

  • なんか良かった。不思議だ。今の世の中と昔のヤクザの対比。融合。。

  • 「若者が死を恐れないのは、人生を知らないからである。知らないのは、ないのと同じだから、惜しいとも思わない。我が子を抱いた感動も、大業を成しえたよろこびも、肉親を看取った悲しみも、旧友と語り明かした温かみも、ろくな経験がないから、今燃え尽きてもいいなどと平気で言う。まったく若者はおめでたい生き物だ。」ジイサン

  • 投げやりな人生は出会いでいっぱいだった。

  • 堅気ではない世界なのに、ユーモラスというのも奥田さんらしい作品だと思った。
    能天気な女の子が純平の計画をネットに書いて、どんどん拡散していって…
    それでどうにかなるかと期待してしまった分、最後は不完全燃焼。

  • 歌舞伎町のチンピラヤクザ、純平が鉄砲玉に任命されて、対立ヤクザを弾くまでの数日間の話。純平が無鉄砲なだけの不幸生い立ちな少年で、数日間の間に様々な出来事に直面しつつ、最後はやはり、、、奥田英朗らしい丁寧な描写と突き放し気味のエンディング。歌舞伎町好きというのもあり、最後まで飽きずに読めました。

  • 奥田英朗の作品は、ノンストップで読めるからいいよね。壮快な気分になる。

  • 保有状況:売却&購入日:41615&購入金額:580

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著者プロフィール

おくだ・ひでお
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『最悪』、『イン・ザ・プール』、『マドンナ』、『ガール』、『サウスバウンド』、『無理』、『噂の女』、『我が家のヒミツ』、『ナオミとカナコ』、『向田理髪店』など。映像化作品も多数あり、コミカルな短篇から社会派長編までさまざまな作風で人気を博している。近著に『罪の轍』。

「2021年 『邪魔(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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