まど・窓・まど (たくさんのふしぎ2024年2月号)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・雑誌 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 4910159230240

感想・レビュー・書評

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  • /_/ 内容 _/_/_/_/_/_/

    テーマは窓です。
    イラスト多めなので、絵本のような感じです。

    いろいろな窓が紹介されるというものではなく、ヨーロッパと日本を比較して、少しだけ昔の窓や、各国の窓について紹介されています。

    ヨーロッパでは窓は内開きが多いです。
    これは、争いが多かったために、「ドアを押して開かないようにする」「物を置いてどあが開かないようにする」ということではないか…とのこと。
    がっしりした格子をつけた窓も多く、家を守る意識が強かったのかもしれません。

    日本は、窓ではなく、障子やふすまでした。開放的な家が多くありました。これは、日本では梅雨があり、湿気でムシムシするので、風通しをよくするためのものではないかと…
    今では、靴を脱ぐ習慣のある日本では、玄関のドアは外開きが基本で、この辺でも、大きくヨーロッパと異なるようです。

    日本も争いが多かったイメージがありますが、ヨーロッパに比べると平和だったんでしょうか。


    /_/ 感想 _/_/_/_/_/_/ 

    かなり、あっさりでした。
    不思議という感覚はなく、窓の違いを少しだけ感じ取るだけでした。

    今更ですが、たくさんのふしぎは、40ページ構成なんですね。ボリュームがあったと感じるものがあれば、そこまでボリュームを感じないものもありますが、興味や関心によって、感じ方が違うんですね、きっと。

    限られたページ数で表現するのもは大変そうです。

    • なおなおさん
      Manideさん、“could you〜”の言い回し!英語を使いこなしていますね〜すごい(๑•̀ㅂ•́)و✧
      学生時代に習いましたが忘れまし...
      Manideさん、“could you〜”の言い回し!英語を使いこなしていますね〜すごい(๑•̀ㅂ•́)و✧
      学生時代に習いましたが忘れました^^;

      Let's take it easy……!?……( ˙꒳​˙ )?
      は、はい、ありがとうございます^^;

      こちらは、Would you like〜?Do you want〜?が分からなくなっております。
      あと、aとtheを忘れがちなのは、あるあるなのかな^^;
      あと、“ストーリー”が分かりにくい時がありませんか?特に登場人物。…例えばJrなのかdadなのか…あのお顔だと誰が誰だか(~_~;)
      2024/03/26
    • Manideさん
      aと、the、、
      すごい同感です〜〜
      名詞の前には必ず入るって、、、なんか、難しいです

      あと、女の子の I すら分からないときとか…とても...
      aと、the、、
      すごい同感です〜〜
      名詞の前には必ず入るって、、、なんか、難しいです

      あと、女の子の I すら分からないときとか…とても悲しいです。
      毎回、ゆっくりスピークに逃げがちです( ; ; )
      2024/03/26
    • ☆ベルガモット☆さん
      aとtheを忘れがち、同感、あるあるです!どっちなの?!と迷います。
      複数形にするのも忘れてブブ―となります。
      登場人物の見分け方とかも...
      aとtheを忘れがち、同感、あるあるです!どっちなの?!と迷います。
      複数形にするのも忘れてブブ―となります。
      登場人物の見分け方とかも難点ですよね~
      多様性だからか女性に彼女がいたり、動物がしゃべれたりとか。
      私もゆっくりスピードに逃げちゃいます(@_@)
      おお、そろそろ早起き宝箱あけなくちゃっ
      2024/03/27
  • 世界中のいろんな窓について。
    とくに日本の窓とヨーロッパのそれの比較が面白かった。

    ヨーロッパには石積みの家が多くあり、家を建てるとき、石を積みながら窓もいっしょに作っていかなければならない。
    本書でも城郭都市が紹介されているとおり、ヨーロッパの窓は外から都市を守る要塞という発想の延長上に窓があるのかもしれない。

    一方、日本は柱があるため、その間を埋めるという発想から窓ができたという。日本では柱と柱の間の空間を「まど」ともよび、柱と柱の「間」にある「戸」だから「まど(間戸)」でもあるらしい。
    したがって明確な壁はなく、あくまで障子やふすまは「間仕切り」として柱と柱の間を埋めることで空間を自在に作りかえる。

    しかしきっと日本でも防御の必要もあったはずで、その辺の対策はどうしていたのか、気になるところだ。

  • 4910159230240
    00700.
    雑誌15923-02.

    月刊「たくさんのふしぎ」 通関467号
    「まど・窓・まど」
    発行:株式会社福音館書店
    文:深井聰男(ふかい あきお)
    絵:深井せつ子(ふかい せつこ)

    2024/02/01.発行

    子ども向けの雑誌ですが、この号は「窓」を切り口に建物(主として居宅)や町の構造に至るまで紹介されています。
    理由があって、この形で、この方法の開け閉めの仕方。
    サッシがなかったころ、ガラスがとても貴重だった頃、寒い地方の窓、石で作られた家、木や紙の家。様々な切り口で紹介されています。

    巻末の不思議新聞には「窓」の文字についても書かれており興味深いです。
    窓には 心がついているんですね。
    参考文献もあり、興味を持った人が探求をしやくなっています。(出版社を見ると子どもでも読める本もありそうです)

    4月号からは値段が上がる旨が記載されていました。

  • 深井聰男・深井せつ子「まど・窓・まど」(第467号)
    どんな建物にもあるごく身近な「まど」を深掘り。主にヨーロッパの建物と日本の建物の作りを対比させる形で、家のつくりかたや窓の機能などの違いとその意味を理解していく。さらに窓がどのように生まれたか歴史を遡り、最後は世界各地のちょっとめずらしい窓を紹介している。読み終えてみると、自分の部屋にあるガラスがはまった当たり前の窓辺が急にかけがえのないものに見えてくる。

    芋づる式読書におすすめのバックナンバーは…

    小野かおる「やねはぼくらのひるねするばしょ」(傑作集)
    小野かおる「はしをわたらずはしわたれ」(傑作集)
    いずれも今作と同じように世界のいろいろな「屋根」「橋」の歴史や機能・共通点と多様性を知ることができる本。

    小松義夫「家をまもる」(2022年4月号)
    自然の脅威や外敵から自分たちを守るための(建て方や窓に限らぬ)世界各地のさまざまな工夫を知ることができる写真絵本もおもしろい。
    小松義夫「世界あちこちゆかいな家めぐり」 (たくさんのふしぎ傑作集)
    これも、世界中のめずらしいつくりの家の写真がたくさんみられて楽しい。

    同じ深井せつ子さんの絵で、
    深井せつ子「スウェーデンの変身する家具」(2018年12月号)
    もおもしろい。北欧のとても寒い国での、効率よく暖かく暮らすためのこじんまりした家造りと狭い空間でうまく暮らすための工夫に目を開かされる。

  • 世界の窓を紹介している絵本。
    イラストも素敵だし、各国の歴史や文化に関連してるのがしれて、大人にとっても面白い。

  • 子どもたちにとって理解しやすい平易で落ち着いた文章とかわいらしいイラストで、世界の窓と建築の違いを学べる。知識を詰め込みすぎず関心の扉を開く、ほどよい内容に好感がもてる。小学校中学年から、中高生でも楽しめる。

  • 図書館本。長女の「面白い」が出た本。フィリピンや中国に住んでいた時の窓、扉の話も交えて。このシリーズ、8歳の長女に興味の方向や深度が程良いです。

  • アラスカでのカリブー撮影の記録。現地人のカリブーとの関わりも紹介している。写真が雄大。
    カリブーがトナカイであることを知った。

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