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感想・レビュー・書評
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坂本はあらゆる点で人間離れしている。勉強だけではない、スポーツもできるし、ピアノも料理も絵もうまい。坂本が凄すぎるために次々と起こる問題や降りかかる災難を、坂本はやはり凄すぎる知恵や能力によって切り抜けていくのである。
そういう設定にしてしまった以上、「今回、作者はどんなふうに乗りきらせるんだろうな」というところに読み手の注目は集まっていくわけで、そこはくすっとした笑いであったり、そうきたかという感心だったり、そりゃ無茶だろうというダメ出しだったりいろいろあるのだが、それが読み進めていく際の心地よいリズムとなっている。オラウータンがひっくり返すとあいなになっている絵などは、作者の執念がなせる一枚と言っていい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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