昭和40年男 2014年 02月号 [雑誌]

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感想・レビュー・書評

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  • 高校時代に登場し、一躍、教室中の話題の中心となった『ロンバケ』と『FOR YOU』。
    そして、これを追いかけるように次々と生まれたオシャレなポップスたち。
    それらが描いていたのは、俺たちの知らない異世界であった。
    クルマの助手席にオンナの子を乗せて走り抜ける都会の夜。
    南の島のプールサイドにある白いパラソルの下で楽しむカクテル。
    クソガキだった俺たちに、こんなオトナの世界が存在することを教えてくれたのが“シティポップ”であった。
    思い出すと気恥ずかしくなる俺たちの思い出とセットで存在した青春の音楽、シティポップがどのようにして作られたのか、あらためて再検証した。

  • 永井博さんのイラストに惹かれて買ったけど、昭和40年代生まれの母と昭和30年代の父がいろいろ懐かしがりながら夢中で読んでた。
    私の父は永井博さんの大ファンで、両親共にナイアガラファミリーのファン。
    家にはレコードのジャケットをいろいろ飾ってたり、この雑誌に出てくる音楽を色々聞いてて、それで私も子供のころから知ってたもの、いろいろあった。

    でもこの雑誌、やっぱりいちばんよかったのは、永井博さんのイラストとインタビューのページ。

    [引用]よく、明るいとか爽やかと言われるんだけど、僕自身がフォーカスしてたのは影なんだよ。…(略)…一番好きなのはプールの底に映る影。濃いブルーと濃い黒がうまく描けた時は本当に気持ちがいいんだ。[/引用]

    自分の両親の育ってきた時代に、私も行ってみたいって思う。
    バック・トゥ・ザ・フューチャーでマーティが両親の昔の時代に行ったみたいに。

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