- Amazon.co.jp ・電子書籍 (426ページ)
感想・レビュー・書評
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刑事部と公安部の組織内対立を描いた警察小説。それぞれステレオタイプ的な描き方のように感じるが、公安っていうのは実態がわからず僕ら一般人の読者は、このステレオタイプから逃れられず、なんか刑事部寄りになっちゃう。個人的には、官僚組織としては公安部の方が分かりやすいんだけど、官僚的過ぎて受けないわ。登場する主要人物(警察)が大なり小なり汚くて現実臭さが増すが、最後になって少しばかりの希望が。全体として暗いトーンだけど面白かった。
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公安と刑事の戦い
最後までスッキリしない展開 -
元刑事の絞殺死体が発見され、捜査一課は犯人逮捕に決起する。
やがてOBが過去の事件を秘かに調べていたために殺された疑いが浮上。
そこに公安の影がちらついてくる。
中盤までは視点や時間が入れ替わったりするので、ちょっと読み辛かったけど
それを過ぎるとオセロのように次から次へとひっくり返るような躍動感があってハラハラしながら読み進む。
でも実は殺人事件はきっかけに過ぎなくて、もっと根深くて気味悪くドロドロとしたどす黒いサスペンス。
なんだろう。
次はスッキリさっぱりするものが読みたいと激しく思った。 -
警察組織のなかで、上司、先輩との人間関係と私生活における夫婦関係を軸に、公安と刑事の確執と息づまる攻防。ちょっと大袈裟でリアリティに欠ける筋立てではあるが、引き込まれて読み進めたが、攻防が二転三転するなかで、エンディングは、正義も解決もなく、支離滅裂でがっかり。
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昔読んだ本
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刑事部と公安部。
警察内部で足の引っ張り合い、、ひどすぎる。
警察内部の人間の不祥事隠すために税金が使われていると思うと腹がたって仕方ない。。