- Amazon.co.jp ・電子書籍 (163ページ)
感想・レビュー・書評
-
映画が面白かったので読んでみたが、正直何が面白かったかよく分からなかった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読。ところどころ原文を参照しながら読む。クルツがクルツが狂気に堕ちた神のようにもみえたり、また道化を連れたリア王のようにも見えたり。クルツが所属するイギリスの会社の社員が「巡礼」、言語ではpilgrim、と表現されているのは、キリストの正義を旗印にアジアやアフリカに進出していったヨーロッパの歴史を踏まえてなのだろうか。
-
文章はわかりやすい。内容は自分には難しかった。
※再読:以前よりは理解できた。しかし、まだ難しい。 -
読みながら、これって地獄の黙示録やんけ、と思って興奮していたら、ちゃんと地獄の黙示録は「闇の奥」の翻案ということになっていたのですね、失礼しました。地獄の黙示録で感じた、未知の土地を遡りつつ自らの深奥をのぞき込むような緊迫感は確かに古典と呼ぶにふさわしい、時代を超えたものだと感じた。確かに、アフリカ=未開、野生、文明から遠く離れた闇という描き方は当事者からすれば我慢ならないものかもしれない、ただ、中心から遠く離れた辺境という抽象的なとらえ方をすれば、それはいまでもリアリティを持っていると感じた
-
【期待したもの】
・「2001年宇宙の旅」と「地獄の黙示録」の着想の原点と聞けば読まないわけにはいかない。
【ノート】
・松岡正剛によると(「世界と日本のまちがい」)、本書を読んだキューブリックとコッポラが、それぞれ「2001年の宇宙の旅」と「地獄の黙示録」を作ったそうな。この2作品に通底している作品って、一体どんなの?
・舞台はアフリカ。象牙の収奪のため、現地住民を奴隷として酷使していた植民地支配の描写もあるが、それはあくまでも背景としてのもの。複数の登場人物の口から語られるある男の姿は様々だが、傑出した人物であることは皆が認めている。その彼を「迎え」に行くために主人公達は蒸気船でアフリカの奥地に分け入っていく...。
・「地獄の黙示録」は分かるのだが、「2001年宇宙の旅」にはどうつながっていくのか、ピンとこなかった。本書とニーチェとA.C.クラークをマッシュアップ(笑)すると、ああいう映画になるのか。ちなみに、少し前に「蝿の王」を読んだところだったので、似た臭いを感じた。
・「罪と罰」の時もそうだったのだが、そこまでのインパクトを感じたわけではなかった。色々と麻痺しちゃってるのかな。「君の名は」でも、そんなにキュンキュン来なかったと知り合いに言ったら感性の老化を言われた(笑)。
・中編なので、読むのに時間はかからない。Amazon Prime枠で読めます。 -
全然わからなかった。。。クルツという人がいきなり出てきて、なんだかわからないまま死んだ。。。
-
著者の実体験をベースに書かれているからか、ディテイルにリアリティを感じさせる内容だった。
評価は未だに二分されているようだが、この時代に、植民地で本書のような内容のことが行われたということを知らしめただけで大いに価値ががるのではないかと思う。 -
冒険好きだった少年時代に憧れたアフリカ大陸へ、コンゴ川の蒸気船船長として訪れたマーロウ。徴税、過酷な強制労働、わずかな見返りで持ち出される大量の象牙。蹂躙され、搾取される19世紀末アフリカ大陸の内部へと大河をのぼる彼が見た闇。エキゾチックな舞台装置、謎を残したまま終わる感じも良かった。
コンラッドの作品






この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。






闇の奥 (光文社古典新訳文庫)を本棚に登録しているひと
-
- kahki1234
- 2020年12月27日に登録
-
- bukurogu46
- 2020年12月13日に登録
-
- kamome001
- 2020年5月10日に登録
-
- muzina404
- 2020年1月5日に登録
-
- 100000mj
- 2019年9月8日に登録
-
- Shunichiro Ise
- 2019年5月9日に登録
-
- eclogae
- 2019年4月6日に登録
-
- meicrane
- 2019年3月13日に登録
-
- riruke09
- 2018年8月25日に登録
-
- はり
- 2020年11月21日に登録
-
- ゆうじ
- 2020年11月1日に登録
-
- たば
- 2020年8月7日に登録
-
- qvi0ivp
- 2020年8月6日に登録
-
- たたよん
- 2020年6月16日に登録
-
- ひい
- 2020年6月15日に登録
-
- ikaikaika
- 2020年5月24日に登録
-
- onesword0618
- 2020年5月11日に登録
-
- Jess
- 2020年5月1日に登録
-
- ks0
- 2020年11月29日に登録
-
- yuuuki
- 2020年6月26日に登録
-
- 木村 隆司
- 2020年1月7日に登録
-
- sekibooklog
- 2016年9月25日に登録
-
- rinarzn818
- 2016年4月16日に登録