善悪の彼岸 (光文社古典新訳文庫) [Kindle]

著者 :
制作 : 中山 元 
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感想・レビュー・書評

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  • 「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」という部分は有名ですね。内容を辿るのは楽ではないです。ニーチェ自身の考えが述べられていくわけですが、現代では問題になるような…、例えば、女性に対する一部偏見等が散見したり、合わない人は合わないと思います。

  • 多くの人間が不可侵なものであると考えている道徳規範を禁忌なしに批判し、まさに「善悪の彼岸」でニーチェの主張が綴られる。

    踏み込んでいるがゆえに嫌悪感を抱くような表現があったり
    アフォリズムによる文章が本質を捉えることを難しくしていたりと
    なかなか手強い作品。

    なお、あまりにも有名な「深淵」についてのくだりは本書が出典。

  • 懐古主義? 貴族制への哀歌? そんな印象だった。
    民主主義を嫌って、英雄的な貴族制を良きものとして、感動的に語るので、ロマン主義だなあと思ったら、ワーグナーとも途中までは仲が良かったらしい。

  • あとがきにあるような深い読みはできなかった。読み飛ばした箇所多数。もともと好きなので面白いと感じる部分はたくさんあるのですが。初心者にはこの本の副読本的な位置づけの『道徳の系譜』のほうがいいかもしれません。

  •  「神は死んだ」。死んだのは誰なのか、いや何なのか、そしてなぜ死なぬばならないのか。知ることを超えて目覚めるには痛みと苦悩に耐えなくてはならないかもしれない。そしてその後の人生において、そこを住処として生きよということだろうか。

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著者プロフィール

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(Friedrich Wilhelm Nietzsche)
1844年10月15日 - 1900年8月25日
ドイツの哲学者、古典文献学者。近代がはらむ問題を一新に受け止め、古代以来の哲学との対決に挑み、実存主義の先駆者、生の哲学の哲学者として知られる。その思想は20世紀に続く様々な思想に衝撃と影響を与えた。
代表作に『悲劇の誕生』『道徳の系譜』『ツァラトゥストラはこう言った』『善悪の彼岸』など。

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