秘密の花園 (光文社古典新訳文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 登場人物の性質上最初はそれほど愉快でないが、だんだんおもしろくなった。ちょっと長い。
    環境と気持ちは大事。ちょっと教育じみてると感じなくはないが、子どもたちの成長と美しい自然や庭園や動物たちの様子に心が洗われる感じ。芯からイヤな人は出てこず、特にスーザンサワビーの母性には癒される。

  • ヨークシャーの季節の移り変わりと、動物たちの躍動するイメージが目の前に広がるかのようだった。死にかけた草木がよみがえるように、人間もまた傷ついてもなお力強く再生できるというメッセージがすばらしい。後半、メアリの影がどんどん薄くなっていくのが少し残念だったが、物語の前半でマーサがメアリに対して果たしていた役割を、今度はメアリがコリンに対して果たすようになったということなのだろうか。

  • 第51回アワヒニビブリオバトル「芽」で紹介された本です。
    チャンプ本
    2019.04.02

  • 前半のメアリの描かれ方が創作の女の子っぽくなくてリアルで、この子がどうなるのか読み続けたいと思った。
    コリンと出会うまでの展開がすごく面白かったが、それ以降のメアリがあまり描かれなくなってしまって物足りなかった。嫌われ者のメアリ嬢が変わっていく様子をもう少し詳しく見たかったし、コリンがお父さんと再会した場面のメアリの様子も見たかった。

  • 眠れない夜に何度目かの再読
    疲れたときに食べる甘いお菓子のような物語

  • 子供が成長していく物語に弱いの
    かわいいよみんなー

  • 最高にいいね。
    クソガキ二人が正面から激突するところなんざ最高に好き。
    小公子小公女には、この爽快感がなかったのよ。
    これがこの作家の最高傑作だという意見に異議なし。
    うまいわ~

  • 読了。子どもの頃に児童文学として読んだと思うが、そのときの印象とは全くちがった気がする。
    こんなに、ハッピーエンドに向かって一直線で、嫌な人がぜんぜん出てこない話だっただろうか。子ども視点で書かれているけど、子ども向けの話というわけではない。子ども向けとして売られている本は翻案してるということなのかもしれない。
    とにかく、最初から最後までいい気持ちで読み進められる本。気分が落ち込んでいるときに読みたくなる一冊。

  • 20180330読了

    子ども時代に読んで以来の読み直し。
    大人が読んでも読み応えがあって面白かった。

  • 両親に愛されなかったメアリが、自然やコマドリ、ディコンと仲良くなって、いとこやおじさんの心も癒していく。読んでいて幸せな気分になれた。
    ヨークシャーの自然のにおいが感じられた。

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著者プロフィール

フランシス・イライザ・ホジソン・バーネットは、1849年イギリス・マンチェスターに生まれたが、幼い頃父を亡くし、16歳で一家とともにアメリカへ渡る。1873年、医師のスワン・バーネットと結婚、二人の男児をもうける。1886年『小公子』を発表し大ベストセラーに。1905年『小公女』、1911年『秘密の花園』を発表し、世界的な児童文学作家としての地位を不動のものにした。ニューヨーク州で余生を送り、1924年同地にて死去。

「2021年 『小公女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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