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感想・レビュー・書評
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戦時中の急オランダ領東インドで、日本軍による強制売春の被害にあったオランダ人女性たち8人のルポ。話が話だけにけっこうきつい。
慰安婦(あるいは戦時中の強制売春)となるとどうしてもアジアの女性という印象がある。実際に大半がそうなのだろうが、欧米の植民地があってそれなりの数の欧米人が住んでいたわけだから、少数とはいえ彼らもその被害に遭っていたのは不思議ではない。国籍や人種で問題の性質が変わるものではないけど、とはいえそういう事実を知ってるか知らないかでは、イメージの面で違いがあるように思う。
この本で取り上げていたのオランダ人女性だが、実際のところはどうだったのだろう。戦後も70年を過ぎて当時を知る人が減っていくと、実態はますますわからなくなるな。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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